アメリカではまったゲーム2013/12/08 23:02:43

新婚旅行でワシントン州スポーケンの義妹宅に宿泊した夜、義妹、妻、義妹の息子らとやったゲームがある。「ジェンガ」というゲームだ。
木材ブロック54個を3個ずつ横にかためて互い違いに積み重ねて、18段のブロックを抜いていき、いかに崩さないようにするか、というものだ。

はじめてやったときに、「これはコミュニケーションになる」と思ったのに加えて、推察力を養う、組み立てや建築を考えるきっかけにもなる、と思い、妻と話して日本に帰った時に購入しようと思っていた。幸い、日本でも手に入ることがわかり、先日ビックカメラで購入、なんどかお客様を招いたときにやってみてますますおもしろみにはまった。今日はわたしと妻の知人をお招きして、カレーライスをディナーメニューに、この「ジェンガ」を総勢5人で楽しんだ。

いろんな遊び方ができると思う。
たとえばブロックを3つ抜いていく、というルールを決めてもいいし、抜き取った3つのブロックを上に重ねていくというやりかたもあっていい。
どこをどう抜いていってもいいわけだけれど、3つの真ん中を抜くか、両端を抜くか、また最下段をいきなり抜くか、上段から徐々に抜いていくかで、バランスや重み、力のかかり具合が変わってくる。適当に思いつきで抜くと、ガラガラっと崩れてしまうから気が抜けない。抜き方もいきなりやるか、ゆっくり慎重にやるかがかぎでもある。

この「ジェンガ」というゲーム。
なかなか奥が深くて、日本でみたなかには、時間制限があるものも。何秒以内に抜かなくてはならない、というようにだ。フットボールでセンターがボールに手をかけて1秒静止、25秒以内にプレーを始めなくてはならないのにも似た、時間のプレッシャーがかかるともいえる。

子どものころを思い出した。夕食後のこと。
よくトランプゲームで「神経衰弱」だとか「7並べ」だとか「ババ抜き」だとか、要は家族で楽しめるものが多かったはずだ。いまでもあるはずだけど、ケータイゲームやテレビゲームだとかが多くて、いろいろ考えたり工夫したりするものが少ない。

あっというまの時間だったけれど、お客様みなさん、楽しんでいただけたようで、わたしも妻も、やってよかったととてもうれしい思いだ。