やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

日中いくぶんは過ごしやすさを感じるようになった。
とはいえ、まだまだ気温は高く、30℃を超す毎日。

この夏、日傘を購入している男性が増えているらしい。先日も妻と一緒に出勤途中、前を歩いていた男性が茶色の傘をひろげていた。
先日わたしも日傘を一本購入した。ＵＶカット率が99％だという。

妻に傘購入を相談してみると、「無地のものは地味でつまらない。もう少し冒険しておしゃれなものを買ってみたら」。
ところがデパートで男性用日傘をみると、傘表面にはストライプがあるものか、無地のものが多い。妻が「地味でつまらない」というのももっともだ。
そもそもメーカーからすれば、従来、日傘の購入層は女性を中心に考えていた。つまり男性は購入層に含めていなかった。ところが、男性も日傘を購入する人がでてきたこの夏の状況は想定外だったのか、メーカーは男性をターゲットにした商品ラインアップを考えていなかったのだろう。
来年もこのような厳しい暑さになるとしたら、メーカーも本腰を入れて男性向け日傘をつくるかもしれない。

日傘をさしてみたけれど、さほど周囲の目は気にならなかった。
それより妻の「地味」という酷評（？）が気になってしょうがない。
けさ妻の前でひろげてみたら「デザインは地味だけれど、大きいから一緒に入れる」という反応が返ってきた。うーん。評価は難しいねえ。

男性の皆さん、勇気がいるかもしれないけれど、日傘を一本買ってみませんか？　もし身近に異性なり大切な人がいたら、その人と一緒に日傘をさして歩いてみてはどうでしょう。