やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

同じ障がいがある者同士、いろんな体験を聞くと、共感したり考えさせられたりする。
今晩の手話サークルでは、自分が聴こえないけれど聴者の中で育って、自分の声もはっきりわからない。それがあたりまえだと思っていたという難聴者の話を聴いた。聴者のなかに入っても溶け込めないから、徐々に足が遠ざかっていった、とも。

自分も聴者の中で育ってきて、うまくいかないな、どこかずれを感じるなと疎外感を抱いていたものだ。だからこそ溶け込めないなりの距離感の保ち方と、サークルや難聴者協会など同じ障がいがある者同士のときと、バランスをとって自分らしさを失わないようにと思う。

とても共感させられたし考えさせられた。