戦争できる国になんかしたくない2013/04/07 23:03:53

礼拝を終えて舞浜のホテルへ行き、挙式と披露宴の最終打ち合わせに行ってきた。

2週間余り後に迫ってきたわけだが、打ち合わせではウェディングケーキ、挙式に流れる音楽や讃美歌、挙式と披露宴の進行流れの確認、余興の内容と出演者の確認など多岐にわたった。

招待客に寄せ書きを書いていただく趣向で、フットボールファン、フットボールクレージーのわたしと、妻にそれぞれ白いフットボールを用意した。受付か披露宴でボールを回して書いていただくことになる。

話は変わる。
北朝鮮がこの10日にもミサイルを打ち上げる、これにたいしてミサイル撃墜命令が出されるなどといった報道が連日伝えられている。北朝鮮からはアメリカ本土だけではなく、「横須賀、三沢、沖縄もミサイルの目標である」という発言がでた。

冗談ではない。核戦争になったとしていったいだれが勝者なのだろう。そもそも核戦争で勝者はありえるのだろうか?

新婚旅行は半年後を予定しているが、もしそのとき戦争が起きて、旅行どころではない事態にでもなったら。

こういった国際情勢の中で日本も巡航ミサイルを配備すべきだとか、もっと国防に力を入れよとか憲法を改正しろとかいった「勇ましい」声もきこえてくる。
だがあの戦争で日本はどうだったか。原爆を2つも落とされたではないか。ただ黙って平和を享受してきたわけではない。外国に出兵しなかったからでもあるが、自衛隊がひとりも人を殺さなかったことを誇りに思うべきだ。

戦争はいやでも人のこころを、生活を、容赦なく破壊する。
勇ましいことを言う人ほど、自分から実際に戦場には行かないものだ。戦争をしたくない人も巻き込み、生活もなにもかもすべてを破壊しつくすのだ。それをあの国も含めて、わかっているのだろうか。

殺すことも殺されることもわたしは拒否する。
断じて日本が戦争できる国になんかしたくない。

朗読や手話や愛する人と暮らせるのは平和だからこそ。
平和はただ黙っていても得られるものではない。ふだんのなにげない暮らしや人とのかかわりの中から生まれてくる。それはとても貴重なものだ。そのことを忘れたくない。

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