教育と暴力は違う2013/01/11 22:30:39

体育会系部活動を経験していないわたしの意見は、経験者から見れば甘いかもしれない。だが、はっきり言っておかなくてはならない。どんな理由があろうとも、教育の場での暴力はあってはならないことだ。

大阪のバスケットボール強豪校、桜宮高校で男子バスケットボール部のキャプテンが自殺した。
そんな事態になったのには、部顧問が体罰として暴力をふるっていたからだと伝えられ、大阪市教育委員会が行った調査では、体罰は複数回あった、と教育委員会委員長が発言した。

正直いって、これまでにもわたしの人格を真っ向から否定するような言動をしてきた人は何人もいた。なかには出世した人もいるようだけれど、わたし個人はどんなに出世しようがえらくなろうが、二度と会いたくないし同じ空間同じ場所で同じ空気を吸うことさえはっきりと拒否したいと、今でも思っている。これからもそうだろう。
いじめについても書いたけど、いじめる人間や体罰を行う人間が、される側のこころをどれだけ傷つけるのか、わかっていないのだろう。

言ってもわからないやつには手を上げてもいいという意見もあるだろう。だが相手も同じ人間だ。言ってもわからないというまえに、なぜ通じないか、自分の言いたいことが伝わっているか、自分をかえりみることはできないのだろうか。

暴力もいじめも、自分を相手より上に置くことである。
そしてそんな人間関係のなかでは、どんなに実績を積んだとしても、指導者やリーダーに対して尊敬も敬意も生まれるわけがない。
表面的にはにこやかに従うような顔をしているかもしれないが、内心は嫌い、顔も見たくない、付き合いたくないとまで思いたくなる。

「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY201301110314.html

桑田さんの思いにこころから共感する。