聴こえない者と聴こえる者がともに生きるために ― 2012/10/11 22:54:04
昨日、定年延長について、障がい者、高齢者、女性も大事に活用していかなくては、と書いた。
仕事をしていく中で大事なことはいくつもあるが、わたしたち聴こえない者と聴こえる者が一緒にやっていくというのは双方にとってたいへんなことである。
聴こえないということがまず伝わりにくい。体験しようがないから、はたしてほんとうに聴こえないのかどうかわからない。わたしのような聴者と同じように話せるレベルに至っては、ついつい聴こえると思われてしまう。わたしの感覚では「聴こえる(聴こえない)」と「話せる」は別ものだと思うのだが、聴者の感覚では同じものと思われてしまう。
いくら文が読めて書けて誤りを見つけることができたとしても。
それをどう聴者に伝えることができるか。言い換えればいま起きていることを正確にわかるように伝えられるかどうか、というのが、聴こえない者と聴こえる者が一緒にやっていくために重要なことだ。
障がいについての理解知識が、障がいのない人に求められるのはもちろん言うまでもない。
逆に障がいのあるわたしたちには、分かりにくいかもしれないけれども、いまの状況や感じていることを伝えられるようにならなくては。
双方の歩み寄りと努力が求められる。
仕事をしていく中で大事なことはいくつもあるが、わたしたち聴こえない者と聴こえる者が一緒にやっていくというのは双方にとってたいへんなことである。
聴こえないということがまず伝わりにくい。体験しようがないから、はたしてほんとうに聴こえないのかどうかわからない。わたしのような聴者と同じように話せるレベルに至っては、ついつい聴こえると思われてしまう。わたしの感覚では「聴こえる(聴こえない)」と「話せる」は別ものだと思うのだが、聴者の感覚では同じものと思われてしまう。
いくら文が読めて書けて誤りを見つけることができたとしても。
それをどう聴者に伝えることができるか。言い換えればいま起きていることを正確にわかるように伝えられるかどうか、というのが、聴こえない者と聴こえる者が一緒にやっていくために重要なことだ。
障がいについての理解知識が、障がいのない人に求められるのはもちろん言うまでもない。
逆に障がいのあるわたしたちには、分かりにくいかもしれないけれども、いまの状況や感じていることを伝えられるようにならなくては。
双方の歩み寄りと努力が求められる。
会話ができていると楽しい ― 2012/10/12 22:22:25
ここ数日、職場のなかで手話で話をすることがある。
全員というわけではないのだけど、ネットで調べられたのだろう、ごく簡単なあいさつを交わしてくださる。
こういうことがあると、こちらも笑顔になる。
なにも小難しい話をすることだけがコミュニケーションではないし、まして手話でもない。
簡単なあいさつからでも、ぐっとお互いの距離が縮まるというものだ。
会話ができていると、どんなにきつい状況にあっても楽しさでこころが満たされる。
全員というわけではないのだけど、ネットで調べられたのだろう、ごく簡単なあいさつを交わしてくださる。
こういうことがあると、こちらも笑顔になる。
なにも小難しい話をすることだけがコミュニケーションではないし、まして手話でもない。
簡単なあいさつからでも、ぐっとお互いの距離が縮まるというものだ。
会話ができていると、どんなにきつい状況にあっても楽しさでこころが満たされる。
ちょっとどころではなく大きな失望 ― 2012/10/13 15:16:47
ちょっとどころではなく大きな失望を隠せなかったのは、けさNHK-BSでナショナルリーグ、ディビジョンシリーズのセントルイス・カーディナルズ対ワシントン・ナショナルズを観たことだ。
初回にワシントンが3点を挙げ、その後も追加点を挙げて6点。少し休みをとってテレビを消してまた観たのは8回から。前オークランド・アスレチックスの日系人、カート・スズキがヒットを打ってランナーひとりを返して7点目。この時点でセントルイスは5点。これで勝負あったと思ったが……。
わからないものだねえ。
9回、1アウトをとってワシントンのピッチャーが勝手に崩れたか、セントルイスの攻撃で4点を奪われて逆転負け。ファイナルスコアは9-7。
ワシントンのファンも怒り心頭だろうなあ。気持ちはよくわかるよ。あと一歩で勝てたのだから。
わたしだったら9回、ランナーを出した時点でピッチャーを交代するだろう。流れを断ち切るためだ。
だがそうしなかったのは、ベンチも監督もピッチャーを信頼したからだろうか。
アメリカンリーグのリーグ優勝決定シリーズは、イチロー、黒田がいるニューヨーク・ヤンキースとデトロイト・タイガースの対戦である。
セントルイスはサンフランシスコ・ジャイアンツと、リーグ優勝決定シリーズで対戦する。
初回にワシントンが3点を挙げ、その後も追加点を挙げて6点。少し休みをとってテレビを消してまた観たのは8回から。前オークランド・アスレチックスの日系人、カート・スズキがヒットを打ってランナーひとりを返して7点目。この時点でセントルイスは5点。これで勝負あったと思ったが……。
わからないものだねえ。
9回、1アウトをとってワシントンのピッチャーが勝手に崩れたか、セントルイスの攻撃で4点を奪われて逆転負け。ファイナルスコアは9-7。
ワシントンのファンも怒り心頭だろうなあ。気持ちはよくわかるよ。あと一歩で勝てたのだから。
わたしだったら9回、ランナーを出した時点でピッチャーを交代するだろう。流れを断ち切るためだ。
だがそうしなかったのは、ベンチも監督もピッチャーを信頼したからだろうか。
アメリカンリーグのリーグ優勝決定シリーズは、イチロー、黒田がいるニューヨーク・ヤンキースとデトロイト・タイガースの対戦である。
セントルイスはサンフランシスコ・ジャイアンツと、リーグ優勝決定シリーズで対戦する。
愛するということ ― 2012/10/14 23:56:21
今日の礼拝説教は、気のせいか、わたしたちに向けて語られたような気がした。牧師にきくと「たまたま」だとおっしゃられたが。
『何が正しいのか』と題された、マタイによる福音書26章6節~13節をテキストにした説教だ。
相手のすべてを受け入れ、すべてを守る。相手にすべてをゆだねる。
「わたしたちが人間に与えられた、愛するという豊かさは、相手を愛するということで見いだすことができる。相手の喜びの源となろうとする愛、この愛こそ、イエスの愛」。
口で言うのはたやすいことだし、いくらでも何遍でも言える。だが実行する実際にするのは、とても難しい。
シモンの家で弟子たちが「こんな高価な香油を使って」とたしなめた。それは合理的な正論であり、現実的な意味からは正しい。間違っていない。けれど、社会的な常識から外れた行為であっても、イエスさまは「こうであってはならない」という束縛からは自由であった。そしてイエスさまのためにしようとした最高のもてなしである、香油を注ぐという行為を受け入れた。
わたしたちは口にするほど大きな人間ではない。信仰自体がちっぽけなものかもしれない。
けれど信仰に大小も違いもない。
相手の喜びとなろうとする愛。
自分ではなく相手のために。
『何が正しいのか』と題された、マタイによる福音書26章6節~13節をテキストにした説教だ。
相手のすべてを受け入れ、すべてを守る。相手にすべてをゆだねる。
「わたしたちが人間に与えられた、愛するという豊かさは、相手を愛するということで見いだすことができる。相手の喜びの源となろうとする愛、この愛こそ、イエスの愛」。
口で言うのはたやすいことだし、いくらでも何遍でも言える。だが実行する実際にするのは、とても難しい。
シモンの家で弟子たちが「こんな高価な香油を使って」とたしなめた。それは合理的な正論であり、現実的な意味からは正しい。間違っていない。けれど、社会的な常識から外れた行為であっても、イエスさまは「こうであってはならない」という束縛からは自由であった。そしてイエスさまのためにしようとした最高のもてなしである、香油を注ぐという行為を受け入れた。
わたしたちは口にするほど大きな人間ではない。信仰自体がちっぽけなものかもしれない。
けれど信仰に大小も違いもない。
相手の喜びとなろうとする愛。
自分ではなく相手のために。
390000メートルからのダイビング ― 2012/10/15 23:56:06
高度3万9千mからダイブ、音速突破した元兵士
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121015-OYT1T00180.htm
昨日CS放送をちらっと見ていて、レッドブルという企業がスポンサーになったスカイダイビングの中継があった。
高度は39,000メートル。
第2次大戦中、日本を焦土に陥れたB-29がおよそ1万メートルの高度だったというが、そしてその高度に当時の日本軍の航空機はたどりつくのがやっとだったという。それもB-29が日本上空にたどり着くのを計算した上でのことだった。
現代の国際線エアライン、ジェット戦闘機よりはるかに高い高度からのダイビングを敢行したのは、オーストラリアの元軍人だそうだ。
このダイビングは、時速約1340㌔メートル、人間が達成した速度としても、高度としても最高だという。
いやはや、とんでもないことをやる人間がいるものである。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121015-OYT1T00180.htm
昨日CS放送をちらっと見ていて、レッドブルという企業がスポンサーになったスカイダイビングの中継があった。
高度は39,000メートル。
第2次大戦中、日本を焦土に陥れたB-29がおよそ1万メートルの高度だったというが、そしてその高度に当時の日本軍の航空機はたどりつくのがやっとだったという。それもB-29が日本上空にたどり着くのを計算した上でのことだった。
現代の国際線エアライン、ジェット戦闘機よりはるかに高い高度からのダイビングを敢行したのは、オーストラリアの元軍人だそうだ。
このダイビングは、時速約1340㌔メートル、人間が達成した速度としても、高度としても最高だという。
いやはや、とんでもないことをやる人間がいるものである。
肩こりと向き合いながら ― 2012/10/16 23:18:13
いつになったら衣替えになるのか、今日も20℃を超す気温だった。
実は一年中といっていいほど、わたしは、ひどい肩こりに悩まされている。季節の変わり目はとくに注意が必要だ。
若いときなら少々ムチャをしてもなんとかなったものだが、ひどいときには腕が上がらないくらいに痛む。
で、今日、コンビニエンスストアで、肌着の上からはる、カイロシップを購入した。
あわせて昨晩から、ラベンダーの香りがするというアイマスクも使ってみた。人からいただいたものなのだが、実にこれがよく効くのだ。
からだを大事にしていかないと、仕事もプライベートも充実したものにならない。
人生をどう生きるか、一度しかないのだから、自分のからだをいたわることも大事だ。
実は一年中といっていいほど、わたしは、ひどい肩こりに悩まされている。季節の変わり目はとくに注意が必要だ。
若いときなら少々ムチャをしてもなんとかなったものだが、ひどいときには腕が上がらないくらいに痛む。
で、今日、コンビニエンスストアで、肌着の上からはる、カイロシップを購入した。
あわせて昨晩から、ラベンダーの香りがするというアイマスクも使ってみた。人からいただいたものなのだが、実にこれがよく効くのだ。
からだを大事にしていかないと、仕事もプライベートも充実したものにならない。
人生をどう生きるか、一度しかないのだから、自分のからだをいたわることも大事だ。
新たな活躍をみせてほしい ― 2012/10/17 00:22:46
もう早いもので、紅白歌合戦の司会者が発表された。
総合司会は有働由美子さん(NHKアナウンサー)、白組が5人組アイドルグループの「嵐」、紅組はこの9月まで放送されていた朝のNHKドラマ『梅ちゃん先生』の主演、堀北真希さんと決まった。
久しぶりにNHK朝のドラマを見たのだが、堀北さんは好感度が高いというかわたしのなかでは若手女優中、一番期待している。
『梅ちゃん先生』もスペシャル番組がつくられたほどだし、あれだけ注目されたのは最近ではなかったこと。
初めての紅白司会をつとめる堀北さん。賛否異論あるだろうが、大役をこなしてまた新たな活躍をみせてほしいと思う。
総合司会は有働由美子さん(NHKアナウンサー)、白組が5人組アイドルグループの「嵐」、紅組はこの9月まで放送されていた朝のNHKドラマ『梅ちゃん先生』の主演、堀北真希さんと決まった。
久しぶりにNHK朝のドラマを見たのだが、堀北さんは好感度が高いというかわたしのなかでは若手女優中、一番期待している。
『梅ちゃん先生』もスペシャル番組がつくられたほどだし、あれだけ注目されたのは最近ではなかったこと。
初めての紅白司会をつとめる堀北さん。賛否異論あるだろうが、大役をこなしてまた新たな活躍をみせてほしいと思う。
活動を再開したい ― 2012/10/18 23:26:52
仕事を終えて、久しぶりの手話ソングダンスメンバーと都内で会った。
まだめどが立っていないが、練習場所を確保するなどして活動を再開したいという。わたしも大いに賛成だ。
ただ練習するだけならもったいない。どこかで発表するなり、人前で見てもらう機会をつくらないと。朗読舞台もそうだが、見られているということが大きな自信につながるのだから。
まだめどが立っていないが、練習場所を確保するなどして活動を再開したいという。わたしも大いに賛成だ。
ただ練習するだけならもったいない。どこかで発表するなり、人前で見てもらう機会をつくらないと。朗読舞台もそうだが、見られているということが大きな自信につながるのだから。
大した額にもならないかもしれないけれど ― 2012/10/19 22:25:32
いらないものを処分するとすっきりするね。
先日、ほとんど見ていないDVDや雑誌などを、古本ショップに出した。買い取り額はしめて6000円ほど。
大した額にもならないかもしれないけれど、どうせ見ないのだし、誰かの楽しみになればそれでいいしね。
ともあれすっきりして、新しいスタートが切れそうだ。
この週末も、気温が20℃を超すらしい。最低でも15℃前後だから、まだまだ冬服には早いね。
明日は「朗読のレッスン」。
先日、ほとんど見ていないDVDや雑誌などを、古本ショップに出した。買い取り額はしめて6000円ほど。
大した額にもならないかもしれないけれど、どうせ見ないのだし、誰かの楽しみになればそれでいいしね。
ともあれすっきりして、新しいスタートが切れそうだ。
この週末も、気温が20℃を超すらしい。最低でも15℃前後だから、まだまだ冬服には早いね。
明日は「朗読のレッスン」。
笑われるより笑ってもらえるほうが好き ― 2012/10/20 06:32:54
「朗読のレッスン」。
指名されたパートを読む。登場人物がやや年配の女性だったので、声色を変えてだみ声っぽくしてみたら、周囲は大爆笑。おなかをよじらせて笑い転げた人もいた。けれど先生から、もう少しフラットにというか優しくというように読むほうがいいと言われた。
わたし個人は「笑われるより笑ってもらえるほうが好き」だと思う。笑われるのは簡単だ。笑ってもらえるのは何倍も難しいからだ。楽しませる朗読もあっていい。
夜の手話サークルでの勉強も、これまたとても楽しかった。
早い・速い、合う、合わない。この言い方は手話でもいろんな表現がある。速度的な言い方、瞬間的な言い方、雰囲気に合う、状況に合う。
この服と似合う帽子はどれ?
たまたま帽子を持っていらした方がいたので、帽子を指さし、スーツ姿の自分と合わせて手話で語ったら、大ウケ。
そういう楽しめるひとときは、とてもいとおしく貴重な時間だ。
指名されたパートを読む。登場人物がやや年配の女性だったので、声色を変えてだみ声っぽくしてみたら、周囲は大爆笑。おなかをよじらせて笑い転げた人もいた。けれど先生から、もう少しフラットにというか優しくというように読むほうがいいと言われた。
わたし個人は「笑われるより笑ってもらえるほうが好き」だと思う。笑われるのは簡単だ。笑ってもらえるのは何倍も難しいからだ。楽しませる朗読もあっていい。
夜の手話サークルでの勉強も、これまたとても楽しかった。
早い・速い、合う、合わない。この言い方は手話でもいろんな表現がある。速度的な言い方、瞬間的な言い方、雰囲気に合う、状況に合う。
この服と似合う帽子はどれ?
たまたま帽子を持っていらした方がいたので、帽子を指さし、スーツ姿の自分と合わせて手話で語ったら、大ウケ。
そういう楽しめるひとときは、とてもいとおしく貴重な時間だ。
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