表情が死んでいる2012/09/09 23:57:44

昨日、埼玉県草加市で活動している「笑草会」という手話落語研究会に見学を申し込み、みなさんとお話を交わしてきた。
ろう者がほとんど。ひとりだけ通訳ができる聴者がいらっしゃる。

手話落語の舞台をおさめたDVDを数枚お借りする一方、わたしもコスモス朗読会のご案内をしてきた。

たしかに手話と音声を同時にやるというのは難しい。
声は手話のリズムに合わない。あえて音声をやめて手話だけに集中する方がいいのか。

もっと細かいことをいうと、音声言語と手話を同時にやると、話の間、テンポが狂う。だから身振り表情が優先される。

話のテンポが崩れないようにしながら、いかにして手話と音声で伝えるか。

今日わたしの自宅に手話通訳士をお招きしてご指導をいただいた。
全部ではないけれど表情が死んでいる、といわれた。
オーバーなくらいに表情を込めてみることだ。中途難聴者や聴者が手話をやると表情が乏しい。頭で手話を考えるからだ、と言われたことがある。

朗読と手話。
たしかに難しい取り組みだろう。
「笑草会」の方からは、難しさにトライ、大いに苦労してみてください、と励ましをいただいた。

こういう励ましをいただいたことが大きな財産になる。
あらためて気合いが入った。

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