打ち合わせをしてきた2012/09/07 23:58:03

劇場の目印はこの看板を探して
仕事のあと、新宿から小田急線に乗って下北沢へ。一年ぶりの下北沢だ。相変わらず入り組んだ路地に、複雑なホームや駅構造だが、なんだかとてもいとおしく懐かしい。

今回の目的は、舞台前の打ち合わせだ。
昨年の「鬼平犯科帳」のDVDは未完成だが、映像を見た手話通訳士先生によれば、腕がはっきり映っていない、まるで腕のないようにみえるという。ホラーかオバケかあたしは(笑)。そんな話を先日の朗読のクラスで言ったらみなさん笑いでウケた。

冗談ではなく毎年DVDに録画しているわけだから、きちんとした映像にして残しておきたいものだ。今年は昨年以上にろう者や難聴者らにお誘いご案内を差し上げ、何人来てくださるかわからないけれども、ぜひ多くの方に来ていただきたい。なのに手話が見えないようでは困る。
というわけで劇場スタッフ、演出家の方と筆談を交えて相談したのは、腕いっぱいを広げたよりもさらに広めに、ライトを灯してもらうこと。客席のほうへはせりださないように注意しながら、動きにあわせてライトもともしてもらうこと。
次に、舞台最後の語り終える直前から手話が見えなくならないように注意しながら、ライトをゆっくり消してもらい、余韻を持たせて舞台から降りるということだ。
昨年使ったヘッドマイクセットも当日来るときには荷物になるから、今日劇場に預けて当日終わったら持って帰ることにした。

当日のリハーサルでまた確認するけれども、今日しっかり話し合えたことで大丈夫だと思う。

お越しになられる方は、この看板を目印にしてください。