やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

「３・１１は天誅」　自民・河村氏が発言　新潟の講演で
http://www.asahi.com/politics/update/0718/TKY201207180638.html

あの東日本大震災発生直後にもどこかの知事が似たようなことを発言して物議をかもした。
今回も同じようなものだ。

「私の真意は、民主党政権の景気対策の生ぬるさを批判し、本来、倫理・道徳観に優れ、勤勉な国民の努力が民主党の経済政策に生かされていない現状を強調したものであり、決して被災地ならびに被災された方々へ向けられたものではない」とする談話を発表した。

民主党については地震からいっこうに復興へのめどがたっていないどころか原発を再起動させたり消費税を上げることに前のめりになっているなど、正直言って疑問だと思う、
では河村氏に聞きたいのだが、もしあの地震が自民党政権下であったとして、あなたたちだったら民主党よりましな政策政治を行えたか？　政権交代になったのは（結果はともかく）自民党では物足りないと国民が判断したからだ。自民党であっても、あれほどの大きな災害を前にしてはたして動けたかどうか。

ともあれ、政治家がこういうしたり顔でことを言うからややこしくなり、被災地はじめ多くの人が傷ついたり怒りを覚えたりする。
いろいろ言う前に、何かをしてほしいものだ。それも被災地の人がうれしいと思うようなことを。