どんなものでも使い方しだい2012/04/26 23:16:58

ここ数日、多くの被害を出す自動車事故が相次いでいる。

わたしは車の免許を持っていない。いまどき免許がない、というのは珍しいどころか、よくそれで生きていられるな、と思われるかもしれない。
若いころには免許取得を考えたこともあるけれど、自分を冷静に見つめていくとどう考えても、自分には免許は合わないと思うようになった。

あたりまえになってしまって気づかないのかもしれないけれど、自動車は便利な一方で、凶器にもなる。
高速で走っていて人に当たったらそれだけでひとたまりもない。ぶつかった個所によっては人間のからだはひどい破壊を受ける。

今日も話したことだけれど、サーキットやモータースピードウェーといったモータースポーツコースと一般道路と、どちらが安全だろうか。
モータースポーツコースのほうが安全だ、という。
なぜならコースのどこかでレーサーはもちろん、誰かがかならず見ている。事故がおきたらすぐに救急車が駆けつけられるようになっている。
だが一般道路はすぐには救急車は来ない。しかもカーレースはある程度技量が同じレベルのもの同士が一緒に走っている。一般道路は免許歴何十年もの人から昨日取ったばかりの人まで、さまざま。その上に歩行者がいたり子どもがいたりで、けっして安全に走れるとは限らない。

そんなところを40キロ50キロというスピードで暴走したらどんなことになるか。

だからわたしはとてもこわくて、自分でハンドルを握ろうという気にはとてもなれない。

便利なのは間違いないが、使い方次第で凶器にもなる。
事故を起こした人たちはそのことに気づかなかったのだろうか。