ウィリアムズにもうひとりの「セナ」が2012/01/17 23:16:36

といってもアイルトンではない。

1994年5月1日、アイルトンがサンマリノGPで事故死したのはF1ウィリアムズ・ルノーの車だったが、アイルトンのおいである、ブルーノ・セナが2012年にウィリアムズのドライバーとして参加する、という。しかもエンジンも同じくルノーだ。来月9日からスペイン・へレスで始まる冬季マシンテストにも参加すると、ウィリアムズチームの公式サイトが発表している。

Williams F1 Confirms Bruno Senna for 2012
http://www.williamsf1.com/news/view/2042

実はこの話、一週間ほど前にチラッと聞いていたのだが、正式発表があるまで待っていた。

メジャーリーグのカル・リプケン親子、ケン・グリフィー親子、フットボールのアーチー(父)、ペイトン・イーライ兄弟(息子)、トニーとアンソニーのドーセット親子、ドンとマットのハッセルベッグ親子、スティーブとステファンのウィズニュースキー親子、クレイ・マシューズ親子(なんと3代、さらにはおじもプレーしていた!)、などといったように親子で名を残した選手もたくさんいる。
F1ではケケとニコのロズベルグ親子、マリオとマイケルのアンドレッティ親子が知られているが、アンドレッティの息子のほうはパッとしない成績だったように記憶している。
アイルトンには実子がなく、ブルーノはアイルトンのおいにあたるが、それでも「セナ」というネームから活躍を期待する声がある半面、本人にとっては総合優勝3度、通算41勝などの記録を残したおじさんと比較されるのはたいへんなプレッシャーだろう。ましてアイルトンの最後のチームに属するということだけでも、かなりの重荷と感じるかもしれない。

記事中でブルーノは、「アイルトンと一緒にチームメートだった人もいるし、そのチームのために働くというのはとてもおもしろいだろう」と語る一方、「ウィリアムズチームのドライバーになるために、わたしの祖国が支援してくれたことの代わりに、多くの好成績を挙げたい」とも語っている。
アイルトンやブルーノの祖国、ブラジルだけではなく多くのファンが、ブルーノを支えてくれたことに感謝をもちながらシーズンを迎えるのだろう。
プレッシャーは生半可なものではないだろうけれど、天国からアイルトンも応援していると思う。