「お正月」に入ったビッグニュース2012/01/03 23:21:42

第65回アメリカンフットボール日本選手権・ライスボウル  ゲームプログラムとドレスデン・モナークスのキャップ
日付が変わったが、現地時間1月1日、勝てばプレーオフ進出の可能性があったわがオークランド・レイダーズは、最終戦の対サンディエゴ・チャージャーズ戦で26対38の敗戦に終わり、同じ8勝8敗ながら対戦成績などの規定により、プレーオフには進出できなかった。チームの公式サイトでも触れられているが、守備がうまく機能しなかった。大量失点を与えては勝てない。チームは2012年夏までの長いオフに入る。

今日はフットボールファンにとっての「お正月」。
東京ドームで第65回アメリカンフットボール日本選手権・ライスボウルがひらかれ、社会人代表のオービック・シーガルズが学生代表の関西学院大学ファイターズを38-28でくだした。オービックはライスボウル連覇。2年連続史上最多5度目の日本一になった。

試合は関西学院が第1Qに先制TDをあげてリード。第2QにもTDを奪い、14-3で学生がリードする展開。第3QもFGなどで関学がリードを広げる。だがオービックの守備が機能し始め、第4Q、関学攻撃の投げたボールを奪うビックプレーを2つもみせ、反対に関学は追いつめられていく。試合はオービックが5つのタッチダウンをあげて38-28で勝った。

ところでアメリカンフットボールはアメリカ国内やカナダだけであると思われているだろう。だが昨年オーストリアで開催されたワールドカップを見てもお分かりのように、ヨーロッパでも盛んに行われている。
オービック・シーガルズが今年5月に、ドイツはザクセン州ドレスデンに本拠がある、ドレスデン・モナークスと対戦するという発表があった。わたしが知る限り、日本の社会人単独チームで海外遠征は聞いたことがない。さっそくドレスデン・モナークスの公式サイトに発表があった。
ドレスデン・モナークスはモナークス(シニア)、ユーゲント(ジュニア)、フラッグ(フラッグ・フットボール)、ピーウィー(児童レベル)などのチームがある。1993年創立、GFL(ジャーマン・フットボール・リーグ German Football League)中堅ながら強豪だという。2011年の成績は6勝8敗。

Monarchs empfangen die Obic Seagulls aus der X League
http://www.dresden-monarchs.de/101_news/detail.php?id=6511

5月にチーム初の海外遠征-ドレスデン モナークス(ドイツ)と親善強化試合
http://www.seagulls.jp/news/2012/01/5_1.html

実はドレスデンは一度だけ訪れたことがあり、シーズンオフながら、ドレスデン・モナークスの球団事務所をおうかがいしてジャージとキャップを購入したことがある。試合を見たことがないけれど、ひいきチームでもある。
どちらを応援したらよいか、いまから悩まされている。