思いやりと優しさ2012/01/02 12:21:17

今日夜のフライトで故郷を離れる。明日も予定があるが、実質明日からが2012年のスタートだ。

さて、以前にも書いたことだが、マタニティーマークが全国で広がっている。
札幌にももちろん電車内や地下鉄駅構内でみることができる。
マタニティーマークにはこんな文が添えられている。

   やさしさのご協力をお願いします

   妊娠中、とくに初期は、赤ちゃんの成長はもちろん、お母
  さんの健康を維持するための、とても大切な期間です。
   
   しかし、外見からは、妊娠であるかどうか判断しにくかっ
  たり、「つらい症状」が、ある場合もあります。

   もしも、このマークを付けているお母さんを見かけたら、皆
  さんの思いやりあるお気遣いをお願いいたします。

 男性であるわたしには、正直に言うと女性のからだはわからないし、妊娠もおなかに重石をもつなどして疑似体験こそできても、そのつらさはわからない。ちょうどいくら補聴器をつけても聴こえない、ろうであるということが聴者には理解しにくいのと同じように。

 だからこそ、見た目だけではない、つらく苦しい人々への思いやりと優しさが望まれている。東京で見るマタニティーマークのポスターには、札幌で見るようなわかりやすい説明がない。なるほど。これはわかりやすいね。

 今回羽田でも千歳でも、赤ちゃんを抱いている若いお父さんを何人も見かけた。わたしが子どものころには考えられなかった光景だ。育児に積極的なお父さん、イクメンなどというのだそうだが、一歩進めて妊娠中の女性にも気遣いができる、そんな社会になってほしい。
 東京でも電車内でマタニティーマークをつけている女性の前で平気でシートに座っている男性や若者をみる。おいおい。あんたらだって女性のからだのなかで大きくなったんだぞ。

 人口減と少子化。これは個人の力ではどうすることもできない。けれど個人の力でできることはある。弱者へのあたりまえに普通に、思いやりと優しさをもった社会になっていくこと。