いつまでも身びいきのままでは2011/11/17 23:56:02

仕事帰りに、めったに行かない広尾へ足をのばしてお店で焼き鳥とホッピーを食した。お店のテレビではバレーボールのワールドカップ、ドイツ-日本戦と日本シリーズが観られた。バレーボールを主に見たが、アイドル歌手が応援していた日本は、ホームの利を生かしてか、ドイツにフルセットの末5-2で勝った。

日本でやるほうが興行面からも広告収入やテレビ放送権料などの収入がいいらしく、毎年のようにバレーボールの国際大会が日本でひらかれる。
でも日本国内だとどうしても、ホームの利ゆえに身びいきのような感じになってしまう。
外国チームはそのへん、海外に出ていってアウェーで戦うことに慣れている。強豪と言われるチームはそれこそアウェーでも強くなければならない。というかアウェーで勝てないようじゃ強豪とはいえない。

先日のサッカーワールドカップ、北朝鮮-日本戦は、5万人の大観衆の北朝鮮応援とたった150人の日本応援団の差、といってもいいか。スタジアムは人工芝。北朝鮮は日本からのサポーターに対して、カメラやビデオ、日の丸や日本代表チームのレプリカジャージまでも一時没収するという態度を示した。日本代表チームは中国からの入国審査に4時間もとられ、サポーターはピョンヤン観光もあまりできなかったという。もともと国交がない国に行くのだから、観光気分なんてもってのほかと思うのだが、あそこまで徹底されると、サポーターもさぞ窮屈な思いをしたのではないだろうか。

いつまでも身びいきのような感じでは、真に強いチームにはならない。タレントが応援しているのもあまりいいこととは思えないのだが。