うまくなりたいからこそ、2011/10/18 23:28:00

夜、日本手話の学びを受ける。先週いただいた手話通訳士2級の単語をいくつか使って15ほど短文をつくってみた。単語を覚えるだけではだめで、時事テーマや自分の関心ある事柄などとむすびつけて文をつくってみることで違った角度からの学びにもなる。

あらためて自分はまだまだだと思った一方、だからこそ伸びるのだと信じる。学びのあとの居酒屋ではわたしはほとんど声を出さずに手話だけに徹した。そうすると楽しい。

言葉というのは、間違ってもいい。もちろん伝わらないようでは意味がないのだけれど、使っていかないことにはいくら単語を覚えてもうまくいかない。
職場でも教会でも手話を使うことがあまりない。聴こえる人の前で手話をやって不審がられたことがあるが、相手が迷惑に思っても自分が手を使わないかぎり、自分は絶対にうまくならない。
うまくなりたいからこそ、聴こえる人の前でも手を動かさなくちゃいけない。

残念だけれど手話サークル以外では筆談になってしまうことが多くて、本音を言うとそれがとてもさびしい。筆談は便利だけれど一方通行のように感じる。書かれたものを読んで話せるから、なんとなくだけれど物足りなく感じるのだ。