やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

年をとるのも悪くないなと、あらためて思わされたニュース。
10月７日、第20回スーパーボウルチャンピオンのシカゴ・ベアーズのメンバーがホワイトハウスに招待された、というニュースだ。
'85 Bears honored by President Obama at White House
http://www.chicagobears.com/news/NewsStory.asp?story_id=8232

1985年の第20回スーパーボウル、ルイジアナ州ニューオーリンズのスーパードームで開催された、シカゴ・ベアーズとニューイングランド・ペイトリオッツの試合は46－10でシカゴが圧勝した内容だった。この試合でMVPに選ばれたのはシカゴのDE、守備ラインのリチャード・デント。以後守備ラインがMVPに選ばれていない。

毎年シーズン前にスーパーボウル優勝チームがホワイトハウスに招かれるのだけれど、このときはスペースシャトル・チャレンジャーの事故などで招待が延期された。ようやく26年たっての実現となったのである。当時のヘッドコーチだったマイク・ディトカ、ヘアバンドに「ロゼール」と書いて当時のリーグコミッショナーだったピート・ロゼールをやゆした（もちろんリーグから罰金処分を受けたとか）、QBジム・マクマーン、MVPのデントもいる。残念なのは、これが唯一のスーパーボウル出場だったウォルター・ペイトン、デーブ・デュアソンがこの世の人ではないこと。さらに「冷蔵庫」というあだ名で親しまれたウィリアム・ペリーもいない。ペリーはギラン・バレー症候群をわずらっているという。病気とたたかっているペリーはともかく、チームはペイトンとデュアソンのご遺族も一員として招待したそうだ。

26年の歳月を経たメンバーは写真を見るとみんな、いいオッサンばかり。
トシをとるのも悪くないね。そう感じさせる、往年のスーパースターたち。