ブルーの卓球ウエア2011/07/01 23:51:11

今日のランチはうなぎ弁当。キムチとあわせていただいて、とてもおいしい。

午前9時、東京電力と東北電力のそれぞれの管内の大規模工場やオフィスビルに対して、電力使用制限令を発動した。これは電気事業法27条にもとづくもので、夏の電力危機を避けるため、最大電力を昨夏より15%減らすように義務付けたという。故意に違反すると100万円以下の罰金が科されるという。
 
で、わたしはブルーの卓球ウエアを着て会社へ行った。
乗客に急病人が出たということで、電車が30分も停車したまま、動かない。車内アナウンスは聴こえないし、ケータイで乗っている路線のウェブサイトを見ても、さっぱり要領が得ない。へたに下車して乗り換えても困るから、このまま最寄りの駅まで乗っていくことにする。ぎりぎりどうにか間に合ったからよかったけれど。

卓球ウエアに話を戻すと、吸水力がとてもいい上に、薄くて着心地がとてもいい。卓球でなくてもタウンウエアくらいなら十分ではないだろうか。
模様がついていたり派手な絵柄があるものではなく、たとえば黒なら黒一色というシンプルなデザインが好きなわたしが着ていったのは青一色。ネックがジッパーで留められるもの。

明日はいよいよ朗読のレッスンが始まる。
2カ月のご指導を経て、舞台へ。

いよいよ始まった2011/07/02 23:34:43

今日から、2011年9月17日に下北沢である、第6回コスモス朗読会に向けた声のご指導が始まった。
いつもと違うのは、各人の台本が共通ではなく、わたし以外の台本はわたしの手元にないこと。だから指名された人の台本はおろか、いまどこを読んでいるのかもわからない。そのぶん、自分の台本だけに集中すればいい、とも言える。

今日は冒頭部から、そば屋の焼け跡に人だかりがしているくだりまでを読んだが、そのあとの人だかりの場面を先生が手直しして、こうしたら、と言ってくださった。

「亀吉は、もう何も彼もあきらめたような表情(で、[晒しもの]になっている。)だが、平蔵からみると、どこか妙に感じられる。
見物をしている人々の態度も、恐るべき、憎むべき放火犯人に対するまなざしではな(かった)く、むしろ(人々の眼には)亀吉への同情がただよっているかのように、平蔵は感じた」
()内はもともとの台本部分である。どうだろう。お読みになられただろうか。()内をはずすとすっきりする。

明日もまた手話の表現指導をいただく予定だ。
この厳しい夏を乗り越えれば、舞台が待っている。

演じることを要求される2011/07/03 23:27:09

手話つき朗読『鬼平犯科帳』の練習を今日も。
今日は本番を想定して、タイトルのアナウンスからはいってみた。
何度も書いたように、昔、江戸時代の話である。それを現代語、手話に直すのだから、どうもしっくりこないかもしれない。それでも、『鬼平犯科帳』と「鈍牛」という題名を手話でも表さないと、観に来てくださったお客さんにはなにがなんだかわからない。
『鬼平犯科帳』はこう訳してみる。<鬼+平+悪い+カ(指文字「か」)+帳(ノートを開く)>、「鈍牛」は、<遅い+牛>。

最近は手話ニュースも放送されるようになり、文字だけではなく手話もニュースにつくこともあるが、ニュースを伝える場合の手話と、今回のような舞台に立つ場合の手話は異なるといっていい。つまり、ニュース放送は内容を確実に正確にきちんと伝えられなければ意味がない。新聞記事でも固有名詞や数字、出来事の背景や事実関係に間違いがあったり誤認があったりするとそれだけで信頼性が失われてしまうのと同じように。
だが、舞台ではそういった一字一句の正確さよりは、極端な言い方が許されるなら、少々アバウトでもいい。少々でいいのであって全体まではアバウトであっては困るけれど。
その代わり、演技というか、演じることを要求される。

今回の朗読では、6人の登場人物が出てくる。鬼平。同心の酒井、田中、目明しの源助、亀吉、安兵衛。池波さんの原作ではさらに、同心の忠吾や与力の酒井、南町奉行だのとキャストも多い。それを手話でやるためにばっさり切って最低6人。加えて、ナレーターも。全部で6人の登場人物とナレーションをわたしひとりでこなさなくてはならない。そしてそれらを全部手話でもやる。やるのはたいへんだけれど、そもそも演じることが好きだから手話を覚えるのも台本を覚えるのも、まったくこれっぽちも苦にならない。どころか楽しいくらいだ。

だが今日、ナレーターも演じるようにしてはどうだろう、とアドバイスをいただいた。演じるといっても、極端な演技ではない。ごくわずかに、感情を込める。たとえば放火犯人はほとんど火あぶりの刑に処せられるというくだりは、火あぶりの刑に、というくだりを少し強めに、顔に恐ろしさを交えて演じる、というように。

6人の登場人物もそれぞれのキャラクターをつかみ、あたかもわたしが鬼平なり安兵衛なりになりきり、彼らの感情を語るように、声も手話も演じよう。

そんなこんなで、とても楽しく充実した練習であった。

見づらいこと、この上ない2011/07/04 21:03:48

見づらいこと、この上ない
今月24日に、東日本大震災被災地である岩手、宮城、福島の3県を除き、地上波テレビ放送がアナログからデジタルに完全移行する。
完全移行の周知にあたってはテレビや雑誌、各放送局番組内などで周知の取り組みが行われているが、今月1日からは、アナログ放送終了の残り日数を示すスーパーを流し始めた。

ところがこれに対する苦情が殺到しているらしい。
<地デジ>告知字幕に苦情1万7000件
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110702k0000m040109000c.html

わたしも画面を見たが、見づらいことこの上ない。画面左下いっぱい、およそ約9分の1を「アナログ放送終了まで○○日!」とあるものだから、たとえばMLB中継では選手の姿にかぶさるように字幕が映る。得点や選手名を表示する字幕と重なればなおさら、読みづらく感じ、イライラしてしまう。

なんとかならないものかねえ。
字のサイズを小さくするとか、なんらかの対応をしてほしいものだ。

いったいなんだ、これは?2011/07/05 21:20:56

「書いた社はこれで終わり」復興相発言要旨
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110704-799775.html

松本復興相おわび「傷つけたら申し訳ない」 辞任は否定
http://www.asahi.com/politics/update/0704/TKY201107040354.html

自殺者急増、上原美優さんの影響?
http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY201107040121.html

まず、松本龍・復興相の発言。
就任後、「自民党も民主党も公明党も嫌いだが」と発言した時点ですぐに[何だ、この人は?」と目を疑った。野党だけではなく、自分が所属する政党まで「嫌いだ」というのはそれこそ「?」マークがつく。そして「書いた社はこれで終わり」などという一連の発言に至っては、あいた口がふさがらない。
完全に上から目線であり、被災者である東北3県の知事、県民を小ばかにしている見下しているとしか思えない。個人として私人としてならばまだしも、いまは復興のために任命されたということをこの人ははたしてどこまで理解しているのだろう。何か勘違いしていないか? どれだけ上から目線で人を見下しているか、わからないのだろうか。

結局、今日朝になって自ら辞任を菅直人首相に申し出た。当然の結果であり辞任も当然だ。
もっとあきれたのは辞任会見で、彼が購入したという、ある大手出版社が出版した、東日本大震災で被害にあった子どもたちの文集を手に「みなさんに売りつけようと思った」という発言。どういう神経をしているのだろう。

思うに、民主党はアマチュアの集まりではないのか? 自分たちだけが正しいと、自分が正しいのならそれをどう理解してもらえるようにするかという「大人の知恵」が足りない。はっきり言ってしまうと経験が足りないのではないだろうか。

次に自殺問題。
今年も3万人を数えるという報告があったばかり。自殺問題は緊急の課題であるとわたしも思う。
だからといって芸能人の自殺が影響しているというのは、現象や背景説明としてはそうなるかもしれないけれど、上原さん個人に非があるわけでも責めを負うべきでもない。故人を失ったご家族の思い、こういう言い方をされて、ご遺族がどれだけ苦しむか、考えているのだろうか? 上原さんだけに責めを負わせたり非があるかのようなとらえ方をされるのは正しくない。
自殺問題は個人や家庭だけにあるのではなく、生きづらさをかかえる社会全体で考えなくてはならない。

いったいなんだ、この数日の出来事は?

野球派? フットボール派?2011/07/06 23:00:05

カナダの2大スポーツチーム、野球のブルージェイズとフットボールのアルゴノーツ
野球とフットボール、どちらが好きか? 
先週土曜日、ある新聞が読者に「あなたは野球とサッカー、どちらが好きですか?」とアンケートをした結果が紙面に出た。野球が63%。サッカーが37%。野球だと答えた人には高齢化傾向がみられ、サッカー派は若い人に多いという。
けれどどちらか一方だけ、というわけでもなく、「野球だからサッカーが嫌い」、またその逆でもない。そういう人もいる。
野球が好きだという人の意見は「打者、投手、捕手の微妙な駆け引きが好きだ」「サッカーは時間の割には点が入らない。攻守交代があり徒手戦も打撃戦もある」、サッカーだと答えたなかには「サッカーはいい男ばかり。楽しい」「周囲の状況を考えないとプレーできず、攻守がめまぐるしく変わる」という。

ではわたしはというと、もうここでも書いてきたように、野球は子どものころから好きだしいまも変わりはないが、どちらかといえばアメリカンフットボールが好きだ。サッカーはワールドカップのようなバカ騒ぎはごめんだし。

フットボールは野球の攻守交代、攻撃と守備の駆け引き、サッカーのたったひとつのプレーで攻守がめまぐるしく変わる、これらの要素がすべて備わっている。しかも見る側も、たとえばボールがセットされた位置で次はパスプレーかランニングプレーかという予測を立てながら、試合進行を楽しむことができる。
アメリカンフットボールがなかなか普及しない、ファンが増えないのは、ボールや用具が高額であることや学校で触れる機会がない、加えて周囲がよく言うように、たしかにルールや審判のシグナルの複雑さを感じるからかもしれない。
でも、アメリカンルールでは4回の攻撃で10ヤード、カナディアンルールでは3回の攻撃で10ヤード、それぞれ進んだら次の攻撃権を得ることができる。たったそれだけを覚えればいい。初心者はQBでもRBでもWRでも、ボールを持った選手に注目してみよう。何度も観戦してくると、次第に守備に興味を感じるようになってくる。そうなったらもう、試合がより深く味わえる。

コラムニストの綱島理友さんが「過去のデータをもとに推測したり攻守の複雑な駆け引きを楽しんだり。ち密で理屈の好きな日本人の気質に合っている」と野球を評している。
フットボールも過去のデータをもとに推測したり攻守の複雑な駆け引きを楽しんだりするスポーツだから、ほんとうは日本人向きなのではないか。
あとはタックルなしのフラッグフットボールなどでボールになじみ、楽しんでもらえたら、より深く楽しくフットボールが広がるのではないだろうか。

みなさんにお知らせしました2011/07/07 23:50:41

今日は七夕。夜空のどこかで彦星と織姫が会っているのかなぁ……。

昨日、今晩と、手話サークルや都内のある企業の手話教室のイベントに参加して、9月17日のわたしのコスモス朗読会のチラシをお配りしてきた。もちろん手話教室のイベントとは関係がないので、差し上げたのは会の休憩時間や終了後に、お名前やお顔を知っている人にだけ。

わたしの出演時間など細かいことは、おそらく8月はじめか9月はじめにはわかります。あらためて詳細が判明しだい、ここにもアップいたしますので、もうしばらくお待ちください。

少しでも手話に興味を持っていただき、こういう手話もあるのだ、と思ってもらえたら、と思う。
天国にいる真理子さんにも、喜んでもらえる舞台にしたい。

高額なチケットを買わされるファンにとっては……2011/07/07 23:55:28

お気に入りのフットボールグッズ レイダーズダッフルバッグ
いぶし銀のベテランぞろいが集まった、ダラス・マーベリックスのファイナル初制覇、初優勝で終わったNBA2010~11シーズンからまもなく、そのNBAは新しい労使交渉締結に向けた、チームオーナー会と選手会との交渉が決裂したため、現地時間で7月1日からロックアウト(オーナー側による球団施設封鎖、選手の立ち入り禁止)に入った。
すでに今年9月から来年2月までのNFLのシーズンスケジュールが発表されたが、本当に実施されるのか? わたしのひいきであるもうひとつのプロフットボール、カナダのCFLはすでにプレシーズンゲームに入っている。NFLは今シーズンを開催するなら、トレーニングキャンプなどの準備も含めた今月がギリギリのタイムリミットだろう。

労使交渉、課題の収入分配で大きく前進か
http://www.nfljapan.com/headlines/22140.html

最新の報道によれば、NFLのオーナー側と選手会側の対立で最大の懸案となっていた収入分配、両者の取り分についての意見合意がみられたらしい。だが記事にあるように、詳細にまで合意に至るにはまだいくつか解決すべき問題があるようだ。

双方の弁護団、協定の詳細と文言について協議
http://www.nfljapan.com/headlines/22251.html

NFLの労使紛争も、NBAと同じく新しい労使交渉締結がからんでおり、選手の年俸総額に上限を設けるサラリーキャップ制度の改正や、収益の分配比率などが主な争点だ。
うまくいけば今月中にはなんとかまとまり、シーズンが予定通り実施されるかもしれないが……。
といいつつ、本来ならもうこの時期にはキャンプが始まっているはず。各チームとも、22日からのトレーニングキャンプ入りを予定しているが、大幅に予定がずれる可能性だけではなく、へたをするとプレシーズンが中止になるかもしれない。
だが高額なチケットを買わされるファンにとっては、紛争そのものが腹立つこと……。

いろいろなカレーがある2011/07/08 22:03:02

カレーライスが好きでいろいろつくったり食べたりしているわたしだが、世の中にはいろいろなカレーライスがあるものだなあと、驚いたり喜んだり。

けさのわたしは、群馬県の県名産品を扱っているアンテナショップで購入した、「いのししカレー」を食べた。
レトルトパックだが、いのししの肉を使っているという。

いのししの肉は食べたことがなかったが、臭みや硬さが感じられない。どころかやわらかくておいしい。
カレーのほうも、辛口だったがピリピリした辛さではない。マイルドな辛さ。いいね、これは。

へえ。
群馬県ではいのししの肉が手に入るのかな? ともあれとてもおいしかった。

指さしをめぐるカルチャーの違い2011/07/09 09:08:10

松本龍・前復興相の問題は、本人が辞任を申し出て解決を見たが、今度は原子力発電所の再開やストレステストをめぐって閣内が一致せず、海江田・経済産業省が「時機を見て辞任する」と言い出す始末。
まったくまとまりがないというか、腰が定まっていないというか。もうだめだね、この内閣も政治も。

で、話を松本氏に戻したい。
テレビ報道番組の映像では彼は、宮城県知事に対して指でさすなどの態度をとったという。これが視聴者のカンにさわり、「何を偉そうに」「県や知事を下に置いて見下しているのではないか」という怒りを生んだ可能性がある。

人を指さすボディアクションに、理屈を超えて「人を食った態度」を感じてしまうのは、私だけではないはずです。
http://www.news-postseven.com/archives/20110705_25107.html

これを聞いて微妙な感情がわいてきた。
わたしのこころの琴線に触れたのは、指でさす、ということだ。

中途難聴者が主に使う日本語対応手話ではあまりやらないのだが、ろう者が使う日本手話では、一般的に指さしはごくアタリマエの動作だ。というか日本手話は指さしが基本なのだ。
たとえば映画を一緒に見に行かない? というとき、手話表現の最後に尋ねる相手に向かって指さしをする。誰、あれ、それ、主語をはっきりさせるのが日本手話の特徴のひとつだ。余談だが、接続詞や助詞、副詞が手話にはない(実際にはあるのだけれど)と思われたのが、手話は言語ではない、言語としてみなされないというのが、ろう学校で使うことが禁止されたり言語として認められてこなかった理由だと聞いたことがある。

ところが指さしという動作はやっかいなもので、松本氏がそう受け取られたように、相手や場面や状況を考えて使わないと、上から見下しているとかごう慢だとかいったイメージで間違って受け取られかねない。

ここが難しい。
わたしたち聴こえない人や手話に理解のある人たち同士でなら、指さしをしても、まあトラブルにはならない。だが手話を知らない人たちにしてみたら指さしはトラブルを招くかもしれない。

カルチャーの違いといってしまえばそれまでなのだが、なんともいえない、複雑な感情を抱いてしまう。指さしをしている手話をみて、なんだ、と思うだけならまだしも「そういう言い方はないでしょ」などとあらぬ誤解やとばっちりをうけたらたまったものではない。

手話を知らない人たちに伝えたい。
手話の指さし表現は上から見下しているとかごう慢だとかいうものではありません。
聴こえない人たちにとって大事な言語です。どうか間違ったイメージだけは抱かないように、こころからお願いいたします。