朗読舞台への入り口案内2011/06/21 23:01:20

数日前のここで「手話つき朗読ときいて、なんだろうと思うかもしれない」と書いた。
わたしが参加している2つの手話サークルのうち、ひとつは中途難聴者だけではなくろう者もメンバーの中にいる。
ろう者は自分の声がわからないか、声を上げることができても聴こえにくいから、あまり文を読むとか本を読むということに慣れていない人もいる。
朗読というのは、小説なりエッセーなり、文章を声を出して読み、作者の思い意図や読む人の気持ち感情を表す演劇である。

ということから、わたしが毎年かかわっている朗読舞台にろう者も見に来てもらえたらと考えて、朗読舞台への入り口案内として5分の昔話「不思議な馬」をやってみようということになった。今日はその練習と手話表現の確認を行った。

以前教わったことがあるので基本的な表現は大丈夫だが、たとえば「峠」という表現を、右手で「上」、左手で「下」という表し方を組み合わせる。つまり左手の人差し指と右手の親指を重ねるのだ。漢字の「峠」のつくりを思い出してほしい。

「コスモス朗読会」は基本的に直立姿勢のままだが、この昔話をやるときは動きを入れてみる。
どうなるかわからないが、2つの手話サークルの納涼会で演じてみるつもりだ。