手話で語るということは2011/05/07 23:07:36

午後の朗読のレッスン。
指名された個所の中に、「朝帰りにはもってこいのいい天気だね」という短いセリフがあった。ここは棒読みではつまらない。遠くを眺めているような、まぶしい太陽を見つめているような、そんな感じで読む。

手話もそう。
日本手話で読む『鈍牛』だが、そこにいない人や情景を描きながら読むのは、声だけだとうまく伝わらない。
手を動かし、手話で語る。手話で語るということはあたかもその場面の中にいるかのように語ることでもある。
顔の表情、語り手や登場人物の気持ち。これらにいかになりきって演じるか。

だから手話つき朗読が楽しい。

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