夜中の震度32011/04/08 21:33:26

昨日は、帰りが遅くなったけれど明日は今週最後の仕事だし、とふろをわかして「そろそろわいたかな」と思っていた矢先の、23時32分……。

新聞を手に取っていたらゆっくり左右にからだが揺れる。「……!? 地震だ!」。すぐにテレビをつけた。どこの局でもいい、必要なのは情報だ。
揺れ方がけっこう大きい。左右にじわじわ、ゆっくりフラスコびんを振るような感じだ。2分……3分……まだ揺れる。

震度3といっていたけれど、どうしてどうして、3じゃなくて4の間違いじゃないかと思ったくらい、揺れが大きかった。もっとたいへんなのは宮城や岩手で、宮城県は震度6強だった。けさにはいって、亡くなられた方が3人とも4人ともなったと知った。こころからご冥福をお祈りしたい。

専門家、M7級余震続く可能性指摘 注意呼びかけ
http://www.asahi.com/science/update/0408/TKY201104080142.html

今後も震度8クラスの地震発生も予想されているし、専門家に言わせれば少なくとも半年から1年は覚悟したほうがいい、という。先月11日のあの巨大な揺れが、ひずみをすべてはき出したわけではなく、大きな揺れがさらにひずみを生む可能性もあるという。

できることはただひとつ。
防災への備えはもちろんだけれど、日々いま生きているときを、後悔のないように生きていくこと。月並み、つまらない言い方かもしれないが、自然の中で生かされているからこそ、日々を昨日よりは今日、今日よりは明日、よりよく生きていくしかない。