古豪同士の対戦2011/01/24 23:51:01

けさ(日本時間)、NFCとAFCのカンファレンス決勝が開かれ、けさ午前3時からシカゴであった、NFCシカゴ・ベアーズ対グリーンベイ・パッカーズは14-21でグリーンベイが。その5時間30分後に試合開始のAFC決勝、ピッツバーグ・スティーラーズ対ニューヨーク・ジェッツは24-19でピッツバーグがそれぞれ勝ち、2週間後にテキサス州アーリントンのカウボーイズスタジアムで開催される第45回スーパーボウルに出場する。テキサス州での直近の開催は第38回大会のヒューストン(2004年2月1日、リライアント・スタジアム、ニューイングランド32-29カロライナ)。第8回大会(1971年1月13日、マイアミ24-7ミネソタ)を含めて通算3回目だがアーリントンでは史上初になる。

シカゴ・ベアーズ対グリーンベイ・パッカーズ戦は通算183回目の対戦だが、旧NFL時代を含めてプレーオフでは第2次世界大戦中の1941年以来というから、実に長いライバル関係だ。試合はグリーンベイが前半だけで14点をあげるも、後半に入ってシカゴの先発QBジェイ・カトラーの負傷退場後、控えのカレブ・ヘイニーがタッチダウンをあげるなど追い上げた。しかしグリーンベイの守備がよく、1リターンタッチダウンを含むインタセプトなどで振り切った。

AFC決勝も、見ごたえある試合だった。前半ピッツバーグが20点をあげてリードしたが、後半、ジェッツが第3Qにタッチダウンをあげ、第4Qでセンターの負傷退場で交代したピッツバーグのセンターのスナップミスからセーフティーを奪いさらにタッチダウンをあげ、追い上げを図った。だが、過去5年で2度プレーオフを勝ち抜いた経験の差が試合を決めたといってもいい。

1933年球団創立のピッツバーグと1921年創立のグリーンベイ。鉄鋼産業で鳴らした街とグリーンベイ市民が株を出し合って運営されているというNFLの古豪同士が最新鋭設備を誇るカウボーイズスタジアムで対戦する。
2週間後のキックオフがいまから楽しみである。