来年の朗読舞台を目指して動き出す2010/12/30 16:49:47

年末のあわただしく落ちつかない休み。どうも目的のない休日ほど苦手で苦痛なものはない。やれやれ、このさきどうなっていくんだろうねえ。仕事からリタイアしてもいまのままなら、どんなことになっているやら。想像すると冗談ではなく、本当に怖い。

さてそんな一日だけれど来年の朗読舞台を目指して動き出そうと、今年買った文庫版をひらいている。読んでいって「舞台でやりたい」という気持ちになるか、はたまた「これはだめだ」という気持ちになるか。
とりあえず2冊を読む予定でいる。
一冊は女優の中江有里さんが書いた初の長編小説『結婚写真』(小学館文庫、560円)。もう一冊はSF小説家の小松左京さんが書いた『こちらニッポン……』(ハルキ文庫、895円)。

どちらにしても、舞台への取り組みは具体的には今年と同じ5月を予定している。朗読の講師先生にテキストを提出して「ここの個所を読みたい」と案を出す前に、手話通訳の先生とも相談しなければならない。
そして手話を教えていただくのならばある程度時間をかける必要がある。とすると計算してだいたい5月ごろ、というのがおおよその見立てだ。

あわてることはない、とはいえ、いい舞台にしたいと思うならそれなりの時間をかける必要がある。だらだらやりゃいいってもんじゃないが、じっくり腰を据えていこう。来年の9月はもっと多くの難聴者、ろう者に来てもらえたらと思う。