必ず実現させてくださる2010/12/28 23:30:46

いま自宅に帰ってきたばかり。テレビの衛星放送でNFLマンデーナイトフットボール、ニューオーリンズ・セインツ対アトランタ・ファルコンズを見ている。

仕事納めの今日は、いくつかゲラのチェックやウェブサイトの記事チェックが入った。
少し……紙コップ半分にも満たない生ビールを口にしてから、今年最後の日本手話教室へ行ってきた。

よく映像だ、といわれる。中途難聴者が使い、文章通りに表す日本語対応手話とは異なり、ろう者が使う日本手話は、イメージだという。
たとえば「中村さん」という場合、「中村」+男あるいは女、と表す。だが悪いくせで、「中村」と男あるいは女を分けて――離して表すために、バラバラな読み取りをされやすい。「中村」さんと男あるいは女が同一人物なら、「中村」のすぐ近くに男あるいは女をおく。立体的に表すのだという。

いくつかそういう意味でまだまだわたしの手話は足りない、ともいえる。

だが来年も会社の仲間と手話を学ぶ会をもつ予定で、教えることになっている。
教えるというよりわたしが力をつけていく機会だと言ったほうが適切だろうか。

会社の中で仕事にはならないかもしれないが、聞こえない人と聞こえる人がつながっていく。手話を通して社会のためになる、そんなことができる一年でありたい。まもなくできあがるDVDも来年の舞台も、そういう意味もあるのだろう。

「求めよ、さらば與えられん」(マタイ傳福音書7章7節)