鏡文字2010/11/09 23:31:31

「AMBULANCE」
もう25年以上前に読んだアメリカンフットボールの雑誌に、試合前の球場に待機のため駐車している救急車の写真があった。試合中に事故や負傷した選手や観客を病院まで運ぶためだが、写真には「AMBULANCE」の表記が裏がえったように後ろからつづられていた。はじめ見たときは裏焼きではないかと思ったのだけれど、あれは異常でも印刷ミスでもなく、ちゃんとした理由があるのだと知った。

救急車がサイレンを鳴らして急病人を運ぶさい、止まっている車や歩行者には救急車が接近していることがわかるだろう。しかし走行している車からは、サイレンの音は聞こえても、どこから来るのかはすぐにはわからない。ひょっとしたら気づかずに救急車と衝突するかもしれない。
そんなとき、サイドミラーやバックミラーに「AMBULANCE」の文字が映り、ドライバーが救急車の接近を認識することができるかもしれない。
欧米ではほかにも警察車両に「POLICE」(英語)「POLOZEI」(ドイツ語)などが同じように描かれているものもよく見る。左側はつづりどおりだが右側は裏焼きのようにつづっている。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年のスーパーボウル優勝チームは?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://todaywesonghands.asablo.jp/blog/2010/11/09/5487595/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。