演じること 表現することが好きだ!2010/08/29 22:24:05

昨日、わたしが参加しているNPO東京都中途難聴・失聴者協会の手話サークルの納涼会があった。何度かここでも書いたように、手話つきひとり芝居『つるの恩返し』を演じた。

早着替えで、一番下に女性のゆかた着物を着て上に古着の着物を着てみた。足にはわらぞうりをはく。
古着の着物はともかく、女性のゆかた着物なんて、生涯この先もまず着ることはないだろう。
慣れないなりに着付けをご年配のサークル員の女性にみてもらった。一通り終わってみなさんの前に出てみたら破顔一笑。手話通訳士の先生もドアを開けてわたしのあられもない(?)姿をみて一瞬、卒倒しそうになったほどだ。ある年配の方からは笑いながら「ガニ股でなんか歩くんじゃないよ」と歩き方を教えていただいた。
着物を着るとふだんの洋装とは違って、姿勢を正して歩くことになる。たまには和装もいいかなあと再発見した。

肝心の演技は早着替えがスムーズでなかったのを除けば、手話表現も声もからだの動きも、思ったとおり動けた。

みなさんから「感動したよ」「よかったよ」と言っていただけたけれど、まあともかく、わたしはやっぱり演じること、表現することが好きだ! と声を大にして言いたいし、自分はほんとうにこういうのが好きなんだなあとあらためて感じた次第。

今週日曜日に、先日書いた『路地裏2010』で手話つきひとり芝居『つるの恩返し』の再演をする。またいつかどこかで演じてみたい。どこかの劇団に入りたいなあ。手話もできる劇団に入りたい。
再演が終われば、いよいよコスモス朗読会での手話つき朗読『ゆずり葉』に取り組むことになる。