前を向いて2010/08/10 22:14:20

わたしも会員である難聴者協会のかたから、来月の『コスモス朗読会』のわたしの出演時間についての問い合わせをいただいた。これを書いている時点ではまだわからないが、おそらく今月第3土曜日の「朗読のレッスン」のときに発表があるかもしれない。

先日の小学校同窓会の集合写真が出来上がった。シャッターを押したのはわたし。写真には写っていないが、みなさんとてもきれいに写っている。笑顔がまぶしい。
今週中に写真をまとめて送る予定でいる。

同窓会が終わってからまもないが、自分の中で気持ちが、以前にも増してますますさらにおだやか、ゆったりしたものになってきた。
次回の同窓会があるかどうかわからないが、少なくとも今回集まってきてくれた友人を大切にしていきたい、とあらためて思った。

8月1日、NHKBS-1で放送された「BSベストスポーツ」で、普通はみることのできない、ロサンゼルス・ドジャースのロッカールーム内が放送された。
そのなかに、元ドジャース監督のトム・ラソーダさんとメジャーリーグ最初の黒人選手、故ジャッキー・ロビンソンの言葉が掲げられていた。
「物事を成し遂げようとするに必要なのは才能ではなく、やるかやらないかの紙一重の差だ」(トム・ラソーダ)
「他人に影響力を及ぼすことのない人生は生きている意味がない」(ジャッキー・ロビンソン)

この言葉をかみしめている。
自分のためではなく自分を宣伝するのでも売り込むのでもなく、しかし周囲になにかを与え残すことができる人生を。自分ではなく周りのために生きる人生を。
昨年の朗読舞台で演じた『塩狩峠』の底流に流れている、ヨハネ福音書12章24節「一粒の麦」の意味はそこにあるのではないか、と。そんな気がする。