若さゆえのあやまち2010/07/10 23:11:35

わたしは中学時代の時期にはやった『ガンダム』ブームを、そう、いまで言えば今年のサッカー日本代表と同じように無関心でみていた。さかんにガンダムがどうのこうのと言っている仲間を見ながら、まったく本当に興味も関心もなかった。プラモデルを買ったこともつくったこともない。いまもガンダムブームが続いているようだけれど。
で、その『ガンダム』に出てくるせりふをタイトルにしたのは、もうはるか昔の自分を思い出したからだ。

小学校から大学までずっと聞こえる人と一緒に育ってきたわたしだが、小学校のころけんかしたりいじめられたりしたことがあるけれど、でもそれをいまでもひきずってはいない。もしいま、あのころけんかをしたりいじめたりしてきた仲間と路上でばったり会ったとしても、「やあ、どうしている?」と笑いあって、ハイオシマイ。別に憎しみなんかあるわけない。お互いが子どもだったから、といまになってわかることだけれど。

ところがこれが中学時代になるとそうはいかない。悪いんだけれど、ちょっとごめんだね。会いたいと思わないし、仮に誘われてもお断りしたい、と決めている。なぜか。多感な時期だから、子どもでも傷が深いものだ。若さゆえの過ちといわれても、言われたほうはすなおになれないものだ。

悲しいニュースが飛び込んできた。
小学校時代に机をともにしていた仲間の何人かがもうこの世にいない、という話だ。
やりきれないし、さびしい。
生きているからこそ会えるんだよね。

友だちを大事にしなくては。いじめでこころにもからだにも傷をつけるようであってはならない。
いじめにあった子どもたちにも、いじめている君にも、いじめはよくない、と強く訴えたい。