一日限りの「浮気」を許して!2010/01/25 23:20:51

けさ5時から、AFC決勝、Indianapolis COLTS対New york JETS、ついで朝8時40分からNew Orleans SAINTS対Minnesota VIKINGSのNFC決勝があった。AFC決勝はIndianapolisのQB、ペイトン・マニングが3TDパスを決めるなどで30-17でジェッツをくだした。

NFC決勝をわたしは期待と不安をもって見ていた。
7-14と先行されたNew Orleansは、2Qに7点を取って追いつく。Minnesotaも負けじと3Qに7点を取るが、New Orleansが7点をあげ、さらに4QにMinnesotaのQB、ブレット・ファーブが痛恨のインタセプト。両チームともに、7点ずつ取って28-28の同点でオーバータイム、サドンデスの延長戦にはいった。
New Orleansのキッカー、ギャレット・ハートリー(先発ではない、控えキッカー!)が40ヤードのFGを決めてファイナルスコアは31-28。1966年創立のNew Orleans SAINTSは初めてのスーパーボウル出場になる。

もともとわたしはOakland RAIDERSのファンだ。初めてのNFL観戦は当時本拠を置いていたロサンゼルスのメモリアル・コロシアムだったがそのときのカードが対New Orleans SAINTSだった。だが、訪れた街で得た思い出もあり、少なからぬ愛着を感じる。

ニューオーリンズを訪れたのはたった1度だけ、しかもSAINTSの試合は観ていない。
だが、ホテルでジャズの生演奏を見たり街中を歩こうとしてホテル近くのお店に寄ってアフリカ系の女性から「こことあそこは絶対に近寄らないこと」と口を酸っぱくして注意されたりしたこと。生涯忘れられない思い出だ。

直近のニュースでいえば、ハリケーン「カトリーナ」を挙げる。まだ5年前のことだ。
屋根が吹き飛び、雨漏りがあり、加えて多くの被災者が避難所として訪れるなど、New Orleans SAINTSのホームスタジアム、スーパードームも大きな被害を受けた。当然フットボールなどできる状況ではなく、ルイジアナ州立大学バトンルージュ校にあるタイガー・スタジアムやテキサス州のアラモドーム、はてはニュージャージー州イーストラザフォードにあるジャイアンツ・スタジアムなどを借りて試合を行った。

本音はOakland RAIDERSの応援だけれど、一日だけ、「浮気を許して!」とNew Orleans SAINTSのスーパーボウル初優勝を期待したい。

その第44回スーパーボウルは2月7日(日本時間8日朝)、フロリダ州マイアミでひらかれる。