赤ちゃんという手話表現2010/01/20 23:57:23

まるで4月くらいではないかと思わせるような暖かさだった。雪国は雪崩などを起こさないかと、とても不安心配を感じる。

話は変わって。

先日手話をご指導くださって「赤ちゃん」という表現を教わった。
赤ちゃんという表現はいくつかある。
まず、手をひらいてあやしているしぐさ。次に赤ちゃんを抱いているさま、しぐさ。

ところがいままでわたしは、抱くしぐさをしていて、頭を抱く手を右手にしていたのだが、先生によれば逆が正しいのだという。
つまり、左手で赤ちゃんの頭を支えて抱くのだ、と。
これには科学的根拠があって、赤ちゃんはお母さんの心音を聞くことで安心しているのだ、という。心音を聞くためにはお母さんの心臓の位置に頭があるのがいい。だから右手ではなく左手で抱くのが正しい、というわけだ。

う~ん。
まだ子どももいないわたしには、目からうろことしか言いようがない。

これで思い出したのが、先日のある新聞に出た記事。
神奈川県で、5カ月になる乳児を強く揺さぶり、重傷を負わせたとして母親が傷害容疑で書類送検されたという。
揺さぶられっこ症候群(SBS)というのだそうだが、泣きやまない赤ちゃんを泣きやませようとして強く揺さぶると、慢性硬膜下出血、脳にダメージを負わせることになるのだという。

手話では、だから頭を固定して動かさない、とまで教わった。

もしいつか、わたしに子どもができたとき、手話を教えてあげたいなと思うくらいだが、同時に赤ちゃんを大事に育てていけるように。