不思議な夢2009/12/02 07:55:55

昨日朝、不思議な夢を見た。ちょっとこわい、ある意味では不謹慎な夢でもある。もしこれを読んで不愉快な思いをされたなら、どうかおゆるしください。

――わたしはどこかわからないけれど、真っ暗な部屋の中。ガラス越しに面会に来てくれる人と会うことができた。だがわたしにはどうやら、再びここから出られる可能性はない。つまりいつかはいのちを召されていく、というのだ。
面会の人と会って、話をしたところで目が覚めた。

誰しも、いつかはこの世を去っていく。誰もがいつかは死ななければならないということだ。
そして夢の中で面会に来てくれたのは、わたしにとって大切な人なのだ。どんなことがあっても失いたくないと思える大切な人。

目が覚めてから夢についてあれこれ考えている。
誰も自分の人生が残りどれくらいなのか分からない。それを知っているのは神さまだけであると聖書は語る。
死と生を考えていくと、いまのわたしをみつめて、もし本当にわたしの人生がこれからさき、長くないとしたらどうするだろうか。あと40年? 10年? 5年? 3年? 1年? 半年?
……とするなら、もし明日でわたしの人生が終わるとしたら、わたしは何ができるだろう。わたしにとって大切な人がいる。その人に二度と会えない、話ができなくなるとしたら、その最後の瞬間まで、わたしは何を残せるだろうか、と。それに値するだけの緊張感をもって日々を送っているだろうか、と。

昨日、手話教室があった。
まだまだだなあとあらためて思う。と同時に、本気で取り組みたいと強く思う。
わたしにとって大切な人に、みてもらいたい。見てほしいとアピールするのではなく、その人にわたしを信じてもらえるように、努力を続けること。変わったねと認めてもらえるようになること。

もし明日でわたしがいなくなるとしたら。
本気で大切な人のために、いのちをかけてでもなにかを伝えたい。
その「なにか」は、やはりわたしにとっては手話であり朗読であり、コミュニケーションであり、一方的にわたしが話すのではなく、大切な人の話を聞き、受け入れていくことであり、本気でその人を愛しているからこそ、いつ神さまに召されるかもしれない、召されてもいいという緊張感をもって、日々をわたしの人生のすべてをかけて生きてきた、ということを伝えたい。

本気で、神さまのために、大切な人のために、生きていきたい。手話も朗読も。

コメント

_ 誠 ― 2009/12/02 12:57:53

何年も前のことですが祖母が病気のため病院で亡くなりました。その前夜、自宅(田舎の一軒家)で寝ていた祖父は家の中に大勢の人が入っていく夢を見たそうです。悪い虫の知らせではないことを願いたいものですね。

_ スマイル ― 2009/12/02 18:55:11

誠さん


こんばんは。
スマイルです。コメントをくださり、ありがとうございました。

確かにイヤな夢ですけど、夢を見たことが自分の人生や生きる意味をしっかり見つめ考えることになるなら、それでいいのではないでしょうか。

スマイル

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