はかり知れない重圧を超えて2009/11/05 23:03:05

MVPを伝える各紙
今日は日米の野球史に記録される日だ。
現地時間で4日、第105回ワールドシリーズ第6戦があり、アメリカンリーグチャンピオン、New York YANKEES対ナショナルリーグチャンピオン、Philadelphia PHILLIES戦で、松井秀喜が2回の先制2点本塁打、3、5回にも2点適時打を打ち、1試合6打点のワールドシリーズタイ記録を達成。試合は7-3でニューヨークが27度目のワールドチャンピオンに。さらに松井は日本人メジャーリーガー初のMVP(最優秀選手)に選ばれた。

2003年にYANKEESに入団、度重なるけがや打撃不振などで「どんなに活躍しても今年が最後」と、一時は放出されるだろうという報道まで出ていた今シーズン。それをうけて日本のプロ野球チームが獲得するといううわさもあったけれど、レギュラーシーズン終盤には打撃成績が上がり、プレーオフ、リーグチャンピオンシップを経てワールドシリーズにも出場した。

なによりけがや放出の危機を乗り越えたことがすばらしい。
精神力も強いのだろうね。YANKEESは伝統ある球団だけに、ちょっとでも成績が悪ければマスコミにたたかれる。フットボールもそうだが、ニューヨークでプレーするというのはものすごくプレッシャーが大きい。そんななかでこんな成績を残すなんて、ものすごいことだ。
まだ契約更新のニュースがないけれど、こんな活躍をした選手を放出するなんて、ファンが許さないだろう。とはいえ、これを書いている時点では、YANKEESのキャッシュマンGMは、松井と再契約するかときかれて、再契約を明言していない。

正直言うとYANKEESはあまり好きなチームではない。実際、ヤンキースタジアムを訪れたのは一度だけ。同じニューヨークを本拠にするMETSは3回ほど見たけれど。
けれど、今日ばかりはピンストライプに感動したね。

松井選手、こころからおめでとう。