こころざしを果たして いつの日にか帰らん2009/10/23 22:40:20

これが日本の原風景だ 唱歌「故郷(ふるさと)」
http://www.asahi.com/shopping/tabibito/TKY200910220313.html

唱歌「ふるさと」を聞いたのは小学校1年生だったか。
こころにとてもしみる、おだやかなメロディーラインと合わせて、いつのまにか覚えてしまった。

時は流れて、長野五輪の閉会式でのこと。
コメディアン・タレントの萩本欽一さんが舞台を走り回りながら「ふるさと」が流れていたと記憶しているが、外国人の観客には何の歌だかさっぱりわからない。ひとり日本人だけが聴いている、そんな違和感があった。

でもやっぱり旅行先の外国で故国を思うとき、和食だとか着物だとかを別にしてあのメロディーを聴くと、なぜか涙腺が緩んでしまう。

手話講習会でまっさきに覚えた手話ソングがこの「ふるさと」。
作者がわたしと同じキリスト者ということを知ってから、さらに親しみを感じるようになった。
一番ひかれる部分が、タイトルの歌詞だ。
いつの日にか帰る。いまは帰れないかもしれないけれど。
帰るべきところがふるさとだ。

忘れがたき ふるさと