技術の幅が広がるとおもしろくなってくる2009/09/24 21:55:39

コーチがいない、仲間だけの練習。けれども楽しく濃い内容の練習をすることができた。

わからないものだねえ。
わたしはいまでも、フォアの打ち方が好きだ。力いっぱい速い打球を打ち返すのが卓球のだいご味であると言い切ってはばからない。テクニックというか技巧に走るのは、正直言っていい顔をしない。そういう技巧派と試合をするのは、できるならしたくないほどだ。
ところが今日のわたしは同じメンバーと交代で練習をしたのだけれど、その2巡目、いきなりフォアハンドではなく、バックハンドやツッツキとよぶ、技巧プレーをしたのだ。

バックハンドで卓球台から数歩下がって打ち返す。相手がネット際に打ってきたら前進してかえす。フォアではなくすべてバックハンドかツッツキだ。
バックハンドのラリーが続くのが心地よく、楽しかった。

昔だったらそういう人を相手にするとたちまちイライラしてしまったものだけれど、いざ自分がそういうプレーをするとなると気にならない。
現金なものだというかいいかげんというか。
とにかく技術の幅が広がるとおもしろくなってくるのは、卓球も手話も同じだろうか。

だんだんうまくなってくると、ますます次を試したくなってくる。
もっともっと手話も朗読も卓球もうまくなりたいものだ。
うまくなりたい、という気持ちだけが向上心を支えてくれる。