すてきな贈り物2009/08/27 23:33:47

日中はともかく、朝晩はかなり涼しくなってきた今日このごろ。

仕事を終えて渋谷へ移動。手話ソングのワークショップのためである。
参加したのはほとんどが聞こえる人ばかり、難聴者はわたしを入れて2~3人くらいだろうか。
曲目は本田美奈子.さんの「やさしい愛の手のひらで きょうもわたしは歌おう」。原歌はみなさんご存じの「Amazing Grace」だ。賛美歌として世界各国で歌われているだけではなく、数えきれない多くの歌手がカバーしているほか、テレビドラマの主題歌として使われたこともある。数年前に放送された「白い巨塔」でも流れていたことを覚えていらっしゃる方もいるのではないだろうか。

その「やさしい愛の手のひらで きょうもわたしは歌おう」。
実はわたしのこのブログのタイトルに使わせてもらっているのだけれど、きっかけは本田美奈子.さんだった。亡くなられてまもなく、彼女のCDを買った。そのなかにこの曲が収められていた。
そのころ参加活動していた手話ソンググループの代表、真理子さんがこのCDをみんなの前でかけていたのをいまでもはっきり覚えている。
そして翌年5月、突然の知らせだった。真理子さんが天に召されたと聞いたのは――。

いつかこの曲を手話で覚えたいとかねてから思っていたが、今回、思いがけないことに、覚えることができた。といってもワークショップで覚えたのは1番と2番の歌詞のみ。しかし英語の原詞である1番と、岩谷時子さんの訳であるという2番はぜひ覚えたかった。

1時間余りの短い時間であったけれど、濃密なひとときだった。
終わってからワークショップの参加者数人と場所を移して食事とおしゃべりに興じる。久しぶりにお会いした方、初めてお目にかかった方、楽しい会話、昔話にあっというまに時が流れた。

真理子さんとの出会いからこうしていまも何人かの方と交わりをいただいていること。本田美奈子.さんの歌で生きる希望と、手話を新しく覚えることができた。
来月の舞台が終わってからどうなるかわからないけれども、わたしもいつかはまた手話ソングでステージに立ちたいし、演劇のような取り組みもやりたい、もちろん手話つき朗読も続けたい。

明日からまた、いまの目標である朗読舞台に向けて取り組みを続けよう。いい刺激を受けた。
すてきな贈り物をいただいた、8月最後の木曜日の夜。