ついつい声が大きくなる2009/07/06 20:01:00

とても人のことを言えない、というのは誰にもあることだと思うけれど、もちろんわたしもその例外ではない。

ランチタイムに話をしていて、ついつい声が大きくなってしまった。
あとで職場に戻って「つい声が大きくなるんだよねえ」といったら隣の同僚が苦笑していた。

政治やスポーツの話題を食事のときにするのは、仮に気の置けない相手であってもやってはいけないのだけれど、どうしても昨今の社会や世相をみるにつけ、話題になってしまう。
で、わたしも熱中してスイッチがはいり、つい大きい声で話してしまったというわけだ。

そういえばこのあいだ世田谷区経堂にあるカレーレストランへ行くあいだの、たしか地下鉄千代田線だったか。筆談をしてくれる彼の話を読みながらふつうに声をあげたつもりが、ちょっと大きかったらしい。1メートル以上離れていた見知らぬ男性に聞こえたらしく、一瞬ギョッという顔をされた。

えてして難聴者はついつい声が大きくなってしまう。ふざけているのでもわざとやっているのでもない。聞こえないから、その裏返しに大きい声を出してしまう。

そんな難聴者同士のやりとりをみながら「聞こえる人には迷惑だろうなあ」と苦笑しつつわたしは、あえて声を出さないで手話だけで彼らと話すこともある。

でもやっぱり声が大きくなるんだよねえ。

ネコを被っているわけでは、ない。
でもちょっとしたきっかけで化けの皮がはがれる、そんなものか。

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