まとめ買い2009/06/08 23:03:37

昨日、補聴器の電池が切れたということを書いたのだけど、ほんとうに補聴器の電池は、ユーザーにとって切実な問題だ。
パックに入っているボタン型の電池は、使用するまではパックから取り出さないほうがいいと知ったのはつい3年前のこと。それまではまるで薬の錠剤のごとく、パックから取り出してケースに入れて持ち歩いていた。
ところがボタン電池は、振動を加えると電池内の電極、要するにプラスとマイナスが激しくぶつかり合って、電池の消耗が速くなるのだそうだ。そして持ち歩いているうちに電池が減ってしまい、いざ使おうと思ったときはもう役に立たなくなってしまう。

価格もけっこう問題で、6個入りで1000~1500円ほどする。1個当たりの単価を考えると、高いものだなと思う。
たまたま、販売店の春季バザールで、市価の半額で売っていたのを10パックまとめ買いしておいた。これだけあれば半年は無理でも、今秋まではもつだろう。東芝製の電池だが、販売店に聞くと間もなく製造中止になるという。まとめ買いしておいて損ではない。
ちなみに昨年カナダとアメリカを訪れたときも、同じような目にあい、日本から予備に持って行った電池も切れてしまって、トロント市内の電気店でアメリカ製の電池を購入したけれど、あれまあ、2~3日で切れてしまった。パックだったからだましだまし使ってみた。

補聴器ユーザーが旅行に出る時の必需品――補聴器を乾燥させるための乾燥剤と保存ケース。次いで予備の電池を数パック。あとは耳せんを掃除するための綿棒。赤ちゃん向けの小さなサイズがいい。
なぜ乾燥剤がいるのかというと、耳のなかに長いあいだ入れているために、耳穴のなかにいる雑菌やほこりなどが付着する、その消毒と清掃のためである。昔は冷蔵庫用の乾燥剤を使っていたけれどいまは電気式の乾燥剤入りケースを使っている。それでも耳せんにたまったごみやほこりなどを、綿棒で月に1~2度掃除しなければならないから、なかなか面倒でもある。

そんなこんなで、補聴器とこれからも付き合っていかなければならない。
やっかいではあるけれど、命綱でもある、大事な存在なのだ。

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