特別な望みなどないけれど2009/03/02 21:55:19

新しい手話ソングを覚えようと思い、トワ・エ・モアのアルバムから「虹と雪のバラード」をひっぱりだしてきた。
ところが、CDについている歌詞カードを見ていて、とてもこころひかれる曲に出会った。「特別な望みなどないけれど」である。

          何も特別な 望みなど ないけれど
          生きる歓び心に いつも抱いていたい
          私が行く道 どこにつづいているか
          何も知らないけれど 今日も歩こうよ
          朝をいくたび夜をいくたび 私は迎えて
          愛にあふれて夢を重ねて 私は生きよう

この歌詞、とてもいいなあ。
肩ひじを張らずに、意地を張らずに、ゆったり自然体でいるような。そんな気がする。

三浦綾子さんの作品にこんなくだりがある。

私が絶望しないで、生きてきたことが出来たのは、「それでも明日は来る」という希望があったからだ。
それがどんな明日であるかはわからぬにしても、とにかく神が私に与えて下さる明日なのだ。
そう思うと勇気ができた。
                    「それでも明日は来る」

昨日のここに、縦軸と横軸と書いた。
横軸だけを見ているのではなく、縦軸をしっかり見つめる。縦軸を基準にしていくと、人生が豊かになる、と隅谷先生は書いておられた。

どうなるかわからない。ひょっとしたら明日で終わりかもしれない。あさっての朝をむかえることはできないかもしれない。
でも明日があるとしたら。まずその明日という、もう繰り返しもやり直しもきかない一日を、できることを精いっぱい前向きに、しかし肩ひじ張ったり悲しんだりしないで、歩いていきたい。どうせなら笑顔で、生きている喜びをこころいっぱいに抱きながら。

特別な望みなどない……いや、あります。でも、まちがいなくそれでも明日は来る!

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