ライスボウル 見ごたえある試合展開2009/01/03 20:40:51

2008年日本フットボールシーズンの最後を飾る、全日本選手権、第62回ライスボウルを観戦に行ってきた。
結果は学生代表の立命館大学パンサーズが社会人代表のパナソニック・インパルスを17-13で破り、5年ぶりの学生日本一についた。

試合前は社会人優位と伝えられ、実際立命館は不利と思われていたしインタビューでも社会人相手に終盤1TDくらいで追い付いていけたら、という声だった。
ところが試合開始後、立命館が10点を挙げて先制。対するパナソニックは最初の攻撃シリーズ、4回の攻撃を一度も更新することができず、お株を奪われたような立ち上がり。
その後パナソニックも点をとり、4点差まで追い上げて最終4クオーター、ヘイル・メリーと呼ぶ、エンドゾーンへレシーバーが飛び込んでロングパスキャッチプレーで一発逆転をねらったものの失敗。17-13の結果に終わった。

しかし、ロースコアだったけれどインタセプトが1回しかなかった。あったのは第3クオーター、4回目の攻撃権を狙ってパナソニックQBが投げたパスを立命館DBが奪ったインタセプトだけ。両チームとも対ラン、対パスともに守備がよく、見ごたえある試合展開だった。

これで日本のフットボールは終了。
春の社会人トーナメント、さらには7月に予定されている、日本代表とノートルダム大学OB“レジェンズ”の試合まで、しばしのオフに入る。

アメリカのプロはこれからが佳境だ。
2月にあるスーパーボウルへ向けて、一発勝負のトーナメントプレーオフがまもなく始まる。