がんばるということ2008/12/24 23:56:13

クリスマス礼拝の後に自宅へ戻ってきた。
2009年1月3日にある、アメリカンフットボール、全日本選手権・ライスボウルのチケットを購入した。何年ぶりの観戦だろうか。
昼はまだ食がすすまない。朝晩はなんとかなるけれどね。

がんばる、ということばをよく耳にしたり口にしたりする。
わたしの故郷北海道にある、プロバスケットボールチーム「レラカムイ北海道」を応援する、地元ブロック新聞のウェブサイトに「アリキキ レラカムイ」というコンテンツがある。「アリキキ」はアイヌ語で「がんばれ」という意味なのだそうだ。

そこで「がんばれ」または「頑張る」に関係する言葉をほかの言語ではどう表現するのだろう、とちょっと調べてみた。

Persévérance(フランス語) Durchhalten!(ドイツ語) 노력한다(韓国語) Dai Forza(イタリア語) Keep going(英語)。
もっとも各言語の専門家や詳しい方がこれを読んでいらっしゃったら、また「こういう表現もあるよ」「これは違うよ」とおっしゃられるかもしれない。もしお読みになられた方がいましたら、ぜひご指導ご教示をいただければ幸いに存じます。

話を戻します。

「頑張る」「頑張れ」というとき、もともとは「我を張る」からきた言葉であり、自分を曲げない、いかなる圧力や強制があっても屈しない、という強さを最後まで貫くというところからきているのだろう。
けれど現実にはそう簡単にはいかない。

ふと思う。
「頑張る」ということは自分を押し通すこととは違うのではないか、と。
自分を保ち続ける、高いレベルに達せられるように努力することはいうまでもないことだけれど、同時に周りを受け入れ認めていくしなやかさというか、穏やかさというか。
自分のよって立つ位置なり思いは絶対に譲れないし曲げられない。しかし、押しつけてもいけない。

妥協とは違うね。
強い意志があるからこそ、自分以外の人を受け入れられる。
大切な人に対してならなおさら、しなやかさ穏やかさをもちたい。