踏まれても踏まれてもそのさきに2008/11/09 23:35:35

2週間ぶりの、日本での礼拝。
風邪ぎみで少々きつかったけれど、どうにか終えて帰ってきた。

いろんな思いがよぎるのだけれど、夏の終わりにあった朗読舞台から晩秋のカナダ・アメリカ旅行をへて、自分はどうありたいのかということを真剣に見つめなおしている。
加えて昨今の金融危機や社会不安など世相は、明るいものとはけっして言い難い。

けれどそこで一歩も歩みを止めてしまったら、これまでの積み重ねはなんだったのだろうと思う。

礼拝に出て聞こえない説教を聞きながら、自分は「一粒の麦」でありたいと。有名になんかならなくてもいい。踏まれても踏まれても、上に向かって伸びていく麦でいたい。

この地上に生をうけてここまでこられた。いいことも悪いこともたくさんあったけれど、そのさきに何かの喜び幸せがかならずあるのだ、と。

1989年の今日、ベルリンの壁が壊れた。
誰もがあり得ないと思っていた、東西を隔てたコンクリートの壁が壊れたのだ。そのとき東西のドイツの人たちがどれほど涙し抱き合ったことか。
バラク・オバマが大統領選挙に勝利したとき、アフリカンアメリカンも含めて歓喜の声がわきあがった。

理想かもしれないけれど、異なる人がわかりあい、抱き合える日がくることをわたしは信じる。

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