どんなに歳月がたとうとも決して色あせることはない2008/10/07 22:05:06

1987年といえば、まだ東西ドイツを分かつベルリンの壁があり、世界は冷戦のさなかにあったときだ。
その年に公開された映画「愛は静けさの中に」。
20年以上が過ぎて、まさか原作とオリジナルサウンドトラックのCDを買うとは夢にも思っていなかった。

たしかに古さはあるけれど、音楽はとてもいい。じっくり落ち着いた感じで聞かせてくれる、美しい曲ばかりだ。ジャケットのマーリー・マトリンとウィリアム・ハートはいま見ても、とても美しい。

聞こえないひとと聞こえるひとのあいだに愛は成り立たないのだろうか? 
古くて新しい問いであり、どんなに歳月がたとうとも、決して色あせることはない。