いたずらに手を動かさないということ2008/09/15 07:41:32

連休最後の今日は、同時に2カ月以上続いた、手話つき朗読の、手話表現の最終チェックの日でもある。
教えていただいたところを、昨日録画したDVDとあわせてみていただき、また先日メールで質問した項目もあわせて教えていただいた。

表現は、おおむね問題ない。細かいところを挙げればいくつもある。
それは手の位置の正確さ、いたずらに手を動かさないということ。むだな動きがごくわずかだがあるということだ。たとえば、「ゆっくり」という表現を例にすると、両手親指と人さし指をひろげて、右手なら「ム」、左手なら「ム」の逆の形にする。肩幅にひらいて左から右へ孤を描くように動かす。だがわたしはいったん目の前に両手をおいてから左へ動かすくせがある。それでは読み取れない。
また、「飲み会」という表現では、同じように両手親指と人さし指を、盃を交わすように動かすのだが、手の位置が目より上にある。酒を飲むのだから口元だろう。

というように、細かい表現の問題がある。

わたしからは「よく」という単語について質問をした。
いろんなニュアンスがあり、解釈もあるのだが、「よく」を「本当」とすることもあるし、頻度があるという意味で使う場合もある。
「飲み会は人間関係の潤滑油と言われる」。これをあなたならどう表現するだろうか。
当初は「飲み会+人間+関係+同じ+言われる」としてみた。しかし、同じというにはニュアンスが足りない。
「飲み会+人間+関係+同じ+いつも+言われる」ではどうだろう。
この「いつも」を頻度があるという意味で表わせば、スムーズに理解できるだろう。

午後に、いつもの喫茶店でアイスコーヒーをいただく。疲れたのか久しぶりに船をこいだ。店を出て肩こりを解消すべく、マッサージを受けてきた。ううん、フットボールの遠投ができるくらいには回復したかな。

明日は台風接近が予想される。
週末、どうか晴れますように。