きれいな雲を見て2008/05/26 23:28:37

悲しいニュースがまたひとつはいってきた。ある人気女性キャスターが練炭で自殺を図ったという。故人にかかわることであり、これ以上は立ち入らないが、反響が大きく広がっているようだ。

きれいな雲や夕焼けや、花をみていると、生きているということの素晴らしさを感じる。生きているからこそ美しいものへの感動やこころを揺さぶられる思いを抱けるのだ。生きていればこんなに美しいものを見ることができるのに。
大学時代に友人を自死で失った。わたしも自死を考えたことがあると以前書いた。

     人の霊は病にも耐える力があるが
     沈み込んだ霊を誰が支えることができよう

                         (旧約聖書 箴言 18:14)

いまは自死などこれっぽちも考えない。いや考えてはいけないなどというのではなく、考えてもいいが、そのさきにきっと希望が見えると、はるか彼方を望み見ること。それが信仰である。

     確かに未来はある。
     あなたの希望が断たれることはない
                          (旧約聖書 箴言 23:18)

現実は厳しいことばかり。けっして楽なことなどひとつもない。
けれど、やりたいことがあり、かなえたい望み計画があり、誰かのためにがんばろう、生きようという意欲がわいている。
だからいつかはかなうのだ。もしかなわなかったとしても、その目標のために努力したことだけは残るのだから。