巨大なシステム2007/12/09 23:41:13

ここ数日、ここの更新が中断されてしまいました。
理由は簡単で、パソコンに搭載したウイルス対応プログラムによる、サイトへの過剰なブロックが原因でした。あれこれ手を尽くしてやっと、元に戻り、ひと安心。
あらためて文明の利器には、マイナスの一面があるということを痛感させられたことでもあります。

ディズニーランドでシステム障害が起き、アトラクションが止まってしまったという事故が今日、ありました。
これも巨大なシステムを使っている社会の裏側に存在する、危険な一面ではないでしょうか。
わたしたちの社会は、もはや電気やパソコンにとどまらず、それらを合理的に動かすシステムなしには成り立たない構造になっています。しかしそこに予想できない問題や、システムを構築するときは予定していなかったものがからんでくると、どうしようもない窮地に立たされるおそれがあります。

たとえば、火山。
いつ、とはいいきれませんが富士山が噴火したら、火山灰はおそらく東京はもちろん千葉房総半島まで広がるといわれています。江戸時代の噴火の記録や地層から発見された火山灰から推察されているのです。
そうなると、関東上空を航空機が飛行することはまず不可能になるでしょう。新幹線や鉄道も火山灰のために走行困難になる。さらに電気の送電網やコンピューターなどに火山灰が入り込んだり積もったりするとしたら。

ほんとうにわたしたちの生活は便利なようでいてその実、もろいのかもしれません。

ふとわたしは思います。
もし太古の時代にかえって、電気も機械もない生活に戻ったら、わたしたちは生きていけるのでしょうか。

コメント

_ ユミ ― 2007/12/10 20:27:55

>もし太古の時代にかえって、電気も機械もない生活に戻ったら、わたしたちは生きていけるのでしょうか。

私は、生きていきます。

_ スマイル ― 2007/12/10 23:11:37

ユミさん

コメントをお寄せ下さり、ありがとうございました。

わたしも含めて若い世代には、もし太古の時代のような生活になったら耐えられるだろうか。コンビニもレストランもなく、自分で食事を作らなくては行けない。いや食材や獲物を見つけなくてはならない。
そんな時代には適応していけるのでしょうか。

しかし、生きていこうという強い意欲があれば、人間は極限状態の中でも生きられるものなのかもしれません。ヴィクトル・フランクルがアウシュビッツを生き延びたように。

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