ささいな喜び2007/09/03 22:58:28

先週末は涼しさを感じ、ようやく酷暑(ある友人は「激暑」と表現した)から秋になったかと思いきや、今日は一転してまた暑い日中に戻った。夜に入って暑さは感じられなくなったが、気温差が激しい今日このごろ。旅行を目前にしていることもあり、体調管理には注意したい。

今日から始まるはずだった手話ソングの練習が急きょ中止になって、やや拍子抜けの夕方。残念だったけれど、代わりにというほどではないがすてきな出会いがあった。

ひとつはいつも手話ソングの練習などで利用している、東京都身体障害者福祉会館で、たまにお目にかかるろう者の男性と初めてゆっくり会話を交わしたのである。彼について個人的なことを何も知らないが、ろう学校で手話が禁止されていた時代を知っており、いまは手話が普通にあたりまえに使えるし手話の認知も広がっているから楽しいと話す。わたしの手話についても「なかなかうまい」とほめてくださった。

次に、参政権委員会でもお世話になった、要約筆記の方とも館内で立ち話ながら、会話を交わした。久しぶりにお会いしたこともあって、楽しかったことはいうまでもない。

もうひとつは、東京都身体障害者福祉会館へ行くときに利用している地下鉄駅で、手話のできるスタッフと初めて会話を交わしたこと。場所柄とはいえ、手話のできるスタッフがいるとこちらも楽しい。

これらのできごとに共通しているのは、会話を交わした喜びを強く感じたということ。職場ではあまり手話を使うことがない。わたししか手話のできる人がいないからだが、こうしたなにげない出会いと会話が、わたしのこころをほぐしてくれる。そして明日からの生きる希望につながっていく。

写真は、職場でいつもお茶をのむために使っているボトルと、ペットボトルに付いていたはし。はしのケースも購入した。

なにげないことだけれど、こういった小さなことから環境を、地球をまもる取り組みにつなげたい。