渇水か? 猛暑か?2007/06/11 23:20:58

2007年5月の奥多摩湖
気象庁の本日発表によると、太平洋赤道域で「ラニャーニャ現象」が起きているとみられるという。
気象庁ウェブサイト
http://www.jma.go.jp/jma/press/0706/11a/elnino200706.html

ラニーニャ現象は、赤道付近で東風が強まり、インドネシア近海の対流活動が平年より活発になるなど、世界的に異常気象を起こすとされる。気象庁の発表では秋まで続く可能性が高いらしい。

ここで気になるのは、ラニーニャ現象の影響で日本の南の太平洋高気圧が強まり、暑くなる傾向があるという。つまり、今夏は猛暑になるかもしれないということがひとつ。
もうひとつは梅雨入りが遅れていることとからめて、渇水が予想されるということだ。

写真は今年5月にハイキングで歩いたときに撮影した、奥多摩湖。
今の状態ではないので、1カ月前と比べてどうであるか断言できないが、西日本では春先から雨量が少なく、梅雨入りが遅れているなど伝えられている。東日本でもダムの貯水量が減っているところもあるらしい。ちなみに東京は平年で6月8日前後に梅雨入りするのだが、今日現在まだ梅雨入りしたという発表がない。

今年3月はまったく雪が降らない天気だった東京。
暑さがどのような影響をもたらすか、地球環境の変化とあわせてとても不安を感じるのはわたしだけだろうか。