「塩狩峠」 三浦綾子著2007/06/07 23:48:37

三浦綾子さんの小説「塩狩峠」
絵本と文語体聖書のどちらかを朗読で読む。あるいはゲイル・セイヤーズという元プロフットボール選手(元シカゴ・ベアーズRB)が書いた「I am Third」(邦題「スーパー・ランナー」)から詩も含めた部分を朗読するか。絵本なら手話つきで読んでみたい。驚いたのはこの「I am Third」という本。アメリカではいまなお出版されているということ。とっくに引退した名選手だけれど、フットボールだけではなく人間として深い影響を与えているということに思いを深くされた。

「I am Third」(邦題「スーパー・ランナー」)について、ヤフーで調べてみた。
Gale SAYERS 「I am Third」
http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-tbtop&p=%a3%c9%20am%20%a3%d4hird%20%20Gale%a1%a1Sayers

迷っているが、もうひとつ。三浦綾子さんの小説「塩狩峠」も考えてみる。

この小説がわたしをキリスト教会に導いてくれたといってもいい。作品中に文語体聖書が多く引用されている。作者が文語体聖書になじんだこともあるだろうが、舞台が明治末期の北海道に、愛と信仰、人間の存在の意味を問うた実在の人物を描いた、この作品には現代日本語、まして新共同訳聖書は似合わない。文語体がしっくりくる。

週末までに「塩狩峠」をもう一度読み返し、どこを読みたいか決めておき、「I am Third」(邦題「スーパー・ランナー」)と絵本と文語体聖書をそれぞれパソコンでおこしておこう。

「I am Third」と「塩狩峠」。
いつまでも人のこころに残る何かを遺した人に敬意をおくりたい。
できるならわたしも、名誉も出世も財産もいらないけど、生きた証、人のこころに残る何かを遺した人生をおくりたい。