もう迷わない No pain No Gain2007/02/19 22:52:42

雲の切れ間にみえた太陽
今日は手話ソングダンスの練習。
久しぶりに顔を見せてくださった仲間。古くからの仲間。みんなでイルカの「なごり雪」を練習した。

いま、メジャーリーグ、セントルイス・カーディナルズの田口壮選手のHP日記を単行本にした「何苦楚日記」を読んでいる。
ちょうど今年、メジャーリーグのタンパベイ・デビルレイズに加入した、岩村明憲選手がタンパベイの入団記者会見で、この「何苦楚」という言葉を「No pain No Gain」と訳して紹介した。「No pain No Gain」を直訳すると「痛みなくして前進なし」。どこかの国の首相が盛んに「改革」「構造改革なくして景気回復なし」と叫んだけれども、そんな思いつきというか信頼のかけらもない言動とは異なる。「No pain No Gain」とは、アメリカンフットボールで、ラインマンが壁のように踏ん張ってオフェンスならクオーターバックがパスを投げランニングバックがボールをもって走り、ワイドレシーバーがどんな難しいボールもキャッチし、ディフェンスはクオーターバックやランニングバックを狙ってタックルに行く。その痛みを分かち合うことなくして、1ヤードも前進できない、という連帯感であると思う。
思うに、どこかの国の首相が叫んだけれども、それにはまず自分から連帯感や、痛みを分かち合おうという意志が感じられなかったことだ。だから彼の言葉にはまったく共感を抱けなかった。いくらでも口では言えるけれど、自分から痛みを分かち合おうという姿勢が見えないから共感を抱けないのだ。

手話ソングダンスもどうなるだろう。
でも一生懸命、痛みを持ってどんどん練習したい。うまくなりたいし豊かな表現を身につけたい。
仕事も。失われたものを数えるのではなく、いま与えられている能力を最大に生かしていこう。そうすれば必ず誰かがみている。

写真は昨日礼拝からの帰りに見えた、太陽の光。ちょうど昨日の写真の少し前だ。
太陽がどこにみえるか、分かりますか?