どうしようもない。…………でも2006/02/18 23:58:11

 プロ野球は日本・メジャーともにキャンプが始まり、3月にひらかれるワールドベースボール・クラシックをはさんでシーズンに入る。今年は日本人メジャーリーガーはアメリカでも知られた存在こそ城島(福岡ソフトバンク→シアトル・マリナーズ)しかいないけれど、どこまでやってくれるか楽しみである。  数年前、ヤンキースを見にニューヨークへ行ったときに彼らのプレーで感じたのは体格の差などどうしようもない問題より、基礎技術、捕球から送球ができているという点でさすがだということである。たしかに日本の野球はイチローが言うようにけっして基礎をおろそかにしているわけではない。が、おおざっぱにみえるようでいて球を捕り投げ走るというあたりまえの基礎ができていないといくらからだが大きくてもだめなのだろう。  たしかに体格の差はどうしようもない。  日本では大きいサイズの松井があちらでは平均だというのだから恐れ入る。  これも10年以上前、まだアメリカンボウルという名称だったころにプレシーーズンゲームで来日したロサンゼルス・レイダーズ(現オークランド)の選手は控えレベルでも日本のフットボール選手よりとても大きいサイズだった。  しかし、どうしようもない部分がある半面、日本人にしかできないものもあるのではないだろうか。  結局のところは、オンリーワン、自分たちにしかできないものをつくることであり、それをいかにしてみいだすかではないだろうか。