手話って楽しい!2006/02/03 23:57:03

 仕事が終わって、赤坂へ足を急いだ。先日の日刊スポーツに大島花子さんの記事があり、今日赤坂のライブハウスでひと足早いバレンタインコンサートの紹介をみて来た。

 わたしの誕生月と同じ11を店名にした「ノベンバー・イレブン」というお店は50人も入ればぎっしりだろうか。薄暗い店内に入り慣れない雰囲気、上は坂本九さんをリアルタイムで経験しただろうおばあちゃんから、下は学生とおぼしき若者まで。しかも耳が聞こえないのはわたしだけ。ややビミョーな違和感のなか、ライブコンサートの始まりを待った。

 茶色の衣装を着て現れた大島花子さんは、伸びやかな歌声とギター、エレクトロピアノでの演奏で聴衆をひきつける。MC(曲合間の語り)は聞き取りにくいけれど楽しそうな感じはよく伝わった。

 1部の最後の曲、イントロですぐに分かったのは「心の瞳」。
 まさかここで流れるとは思わずうれしかった。自然に手が動いて、手話で
一緒に合わせた。

 そのあと休憩時間に大島さんとお話をする機会を得て、難聴であること手話ソングに関心があること、など会話を交わした。わたしの手話をみて大島さんも不思議に思ったらしい。こんなtころで手話でおしゃべりができるとは。

 2部開始少しして「見上げてごらん夜の星を」。アンコールで「上を向いて歩こう」。ともに手を動かしたのはいうまでもない。ほかの曲も自然にからだ全体を動かしてリズムや手拍子をとって楽しめた。

 う~ん、やっぱり聴きに来てよかった。
 大島さんにも話したことだけれど、高校時代合唱コンクールで取り組んだのは「見上げてごらん夜の星を」。私たちのグループのレパートリーのひとつが「上を向いて歩こう」。そしてわたし個人で覚えたい持ち歌にしたい曲のひとつが「心の瞳」。
 まさか20年以上経って、坂本九さんのこれらの歌を手話でやるとは、夢にも思わなかった。出会いに感謝。

 いつかまた、大島さんのステージを見たい。

 心の瞳で君を見つめれば 愛すること
 それが どんなことだか わかりかけてきた

 こころで、あなたの歌を感じ、こころで豊かに感動して受け止める。
 手で歌い続けよう。わたしたちが感動し、楽しみ、豊かに生きていく、それがさらに周りに、喜びと感動を伝えることにつながる。

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